文:武者良太
2kg、4kg、8kgプランも選べる
見たことはないだろうか。マシマシチョモランマとでもいうべきローストビーフ丼の姿を。一部の店舗が企画した山盛りローストビーフ丼は、そのSNS映え力でもって数年前から大ヒット。インパクトのある肉料理として定着したように思える。
そんな山盛りローストビーフ丼に、家族全員でチャレンジできるチャンスかもしれない。大阪、北新地にある鉄板焼「堀」が現在クラウドファンディングで提供しているのは、肉。ローストビーフに調理済みの肉塊だ。
新型コロナ禍によって行き場を失った熟成牛肉7トンを、どうにか多くの人々に味わってもらうために始めた企画なのだろう。熟練の調理人が火を入れた豪州産の穀物肥育牛の塊は、そのほとんどがレア。外側だけが焼き締められ、肉本来の旨味をぎゅっと凝縮してある。
この肉塊であれば、薄切りにするだけで抜群の旨さのローストビーフが出来上がるだろう。
注目するべきは支援プランだ。なんと2kgセット(定価41%OFFの8900円)、4kgセット(定価43%OFFの1万7200円)、8kg(定価46%OFFの3万3000円)という、いずれもボリューム満点のプランとなっている。
このローストビーフの塊であれば、いままでにない高さのローストビーフ丼も作れるのではないだろうか...。
自宅で食べるからこそ、ソースも選び抜けるというのが嬉しい。調理時に味はついているそうだが、さらにたっぷりのすりおろし玉ねぎ&醤油のオニオンソースでも、にんにくとごま油を軸とした中華風ソースでも、シンプルに醤油漬け山わさびすりおろしで頂いてもいい。もちろん卵の黄身をいくつ落としても、だれも咎めない。ウマいものを自宅で食べたいという気持ちの赴くまま、この塊に挑戦していいのだ。
このクラウドファンディングプロジェクトは現在人気を博しており、支援者が1600人を突破。目標金額を大きく超え、1500万円を超える支援が寄せられている。肉好きならば、この一員となるべくポチるべきだろう。
支援はこちらのページから↓
北新地 鉄板焼【堀】行き場を失った熟成牛肉をローストビーフに加工してお届けしたい