文:KNYS
長年愛したペットとの別れは多くの飼い主にとって耐え難く、その喪失感からペットロスに悩まされる人も少なくない。
そんな中、愛猫を失いペットロスに陥っていた5歳の女の子に起きたサプライズが話題となっている。
最愛の猫を亡くし眠れぬ夜を過ごす
英国サリー州ウォルトン・オン・テムズに暮らす5歳の女の子、ネヴァ・レーヴェちゃんは愛猫タンタンといつも一緒にいた。しかし、今年の初め、タンタンは心不全がきっかけで命を落とすことになり、大変なショックを受けていた。
タンタンの死後、眠れない夜を過ごしていたネヴァちゃんは、タンタンが天国で一人ぼっちで寂しくないか心配になり、手紙を書くことにした。
母親のタマラさん(26歳)はネヴァちゃんに、手紙を送るには天国は遠すぎるかもしれないと諭したが、どうしても手紙を送りたいという気持ちに押され、タンタン宛ての手紙を送ることにした。
手紙には、「タンタン、あなたがいなくて寂しいです。私にとって最高の猫で、愛しています。決して忘れません。私とあなたの写っている写真を持っているので、あなたも持っていて下さい」と、一緒の写真を同封し、ポストに投函した。
「僕は天国でとても元気にしているから心配しないでね」
するとその1週間後、驚くべきことが起きた。なんと、ネヴァちゃんの元に天国のタンタンから返事が届いたのだ。
「親愛なるネヴァへ。手紙と僕たちが一緒に写っている写真をありがとう。天国の僕のベッドにいつも飾っているよ」から始まるこの手紙には、「僕は天国でとても元気にしているから心配しないでね。こっちで友だちができたんだ。一緒に昼寝をするティブルスって友達がいるんだけど、すごいいびきをかくんだ。ご飯や僕らの世話は天使たちがやってくれるんだ」と天国での近況が綴られていた。そして、「僕がいなくなって寂しいかもしれないけど悲しまないでね。僕に似た猫のぬいぐるみを入れておいたから、寂しくなったら抱きしめてね」と、猫のぬいぐるみと母親と一緒に読むための本が同封してあった。