文:武者良太
自分が、自分を愛せるように
ファッションアイテムとして市民権を得たタトゥシール。可愛らしいものもあれば、美しいラインを描くものも、そして獰猛なイメージをもつものまで、さまざまなグラフィックを身体というキャンパスの上に乗せることができる。
ヘルスケアブランド「FEMMA」(フェマ)が現在クラウドファンディングのプロジェクトを実施しているアイテムも、タトゥシールだ。この「taboo tattoo」は既存のタトゥシールとは異なり、メッセージ性を優先したデザインとなっている。価格はタトゥシール1枚+モイストケアジェルサンプル2つ、オリジナル箔押し封筒/カードが含まれたセットが2500円~となっている。
もっとも大きなサイズとなる白百合のグラフィックには、「Rubber to Lover」というワンメッセージがつけられている。直訳するなら恋人へゴムを、となるが、FEMMAの意図は次のようなものとなる
「望まない妊娠が増える中、愛する人だからこそ避妊をした上で性行為をして欲しい。首や胸など目を惹く場所にどうぞ」
他にも「MY BODY MY RULES」というメッセージや、「高貴、高尚」という花言葉を持つ菊、「眠り」という花言葉のポピーなどが組み合わさっている。
FEMMAは「女性の悩みをプロダクトを通して解決する」ことをコンセプトとしたヘルスケアブランドだ。代表の前田美里さんはFEMMAのフィロソフィーとしいて次のように記している。
「1人1人に宿る美しさを最大化し、研ぎ澄ましたい。私たちはあなたを変えるのではなく、変わるあなたと共に進み続けます。」
周囲に惑わされず、自分らしくある強さを持つ女性、もしくは持ちたいと願う女性を応援するためのブランドといえるだろう。
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「自分が自分を愛せるように」タトゥーシールでメッセージを多くの人へ伝えたい