LIFE STYLE | 2020/07/29

行方不明になった犬が90キロ走りたどり着いたのは、幼い頃に住んでいた家族の家だった

文:伊藤幸子
犬には帰巣本能があることは周知の事実だろう。旅先などで迷子になった犬が何日もかけて家族のいる自宅に戻って...

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Facebookで連絡を取り、奇跡の再会

そこでコルトンさんはFacebookで、前の家の持ち主の名前を検索。そしてドリューさんが迷子になったクレアを探しているという投稿を見つけた。

コルトンさんは早速連絡を取り、クレオを昔の家で保護していることを伝えると、ドリューさん家族は、驚きと喜びで言葉を失ったとのこと。しかもドリューさんが現在住んでいるところはカンザス州のオレイサ。コルトンさんの住むローソンとは約90kmも離れており、途中川も渡らなければならなかったのだ。見事再会を果たしたドリューさんは「クレオは私たちと母にとってなくてはならない存在です。また一緒になれて本当によかったです」と喜んだ。

クレオが昔の家を目指した理由も、どうやって90kmもの距離をケガもせずに無事に踏破することができたのか、すべてはクレオ以外の人間は知る由もない。しかし、ドリューさんとはぐれてしまった時、クレオはきっとパニックになっていたはずだ。その時、クレオの頭をよぎったものは、幼い頃から大好きな家族と一緒に過ごした懐かしい家だったのかもしれない。


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