文:武者良太
内部に自由な空間を作る
「新しい生活様式」において重要なアイテムとなったマスクだが、この夏の対策が課題となっている。
その課題とは、身体への負担がかかるということ。マスクを着用していない場合と比較して、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇しやすいのだ。
そのため高温多湿の環境下でマスクを着用し続けると、熱中症のリスクが高くなる。
半径2m以内に人がいない場所であればマスクを外してもいい。しかし混み合う場所では着用し続けなければならない。
現在クラウドファンディング中の「マスクに付けるインナーフレーム」は、マスクの内側に装着するためのフレーム。お椀状となるように組み立てることでマスクと口・鼻の間に空間が生まれ、熱がこもりにくくなり熱中症対策となる。
同時に息がしづらい、喋りづらいというマスク由来の問題も解決。また女性の口紅がマスクにつきにくいというメリットもある。
組み立て前のフレームはほぼマスクと同サイズの平面状となるために保管しやすいし、アルコール消毒・洗浄もカンタンだ。保存時に凸凹はできてしまうが、熱を加えて曲げれば、ユーザーの顔に合わせた形状に合わせてフィットさせやすい。
抗菌素材ではないところが気になるが、定期的に洗浄をすれば問題ないだろう。
なお写真の色はマスクとの境界がわかりやすいように緑となっているが、製品版は白色となる模様。1サイズ展開で、価格は送料込み1枚600円、2枚1100円、3枚1650円だ。
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