CULTURE | 2020/06/25

まるで本革!サボテンの葉から作られた地球にやさしいレザー、メキシコの起業家2人が開発

文:滝水瞳
サボテン合皮を開発した男性2人
地球温暖化や大気汚染、資源枯渇などを背景に、世界各地で環境問題への対策が...

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世界から称賛の声!数々の賞を受賞

2年間の研究を経て完成したサボテン合皮は2019年7月、発売開始した。すると瞬く間に人気を呼び、米ニューヨークに拠点を持つ世界最大級のコンサルタント会社「Material ConneXion」から表彰を受けた。また約40カ国から14万人以上が終結したドイツの環境展示会で「Green Product Award 2020」の材料部門賞を獲得。ファッション業界でも注目を浴び、モナコで今年5月に行われたモンテカルロファッションウィークでも「世界初のサボテンヴィーガンレザー」として「MCFW 2020 Sustainability Award」を受賞した。

環境問題に目を背けず、一念発起した彼らの驚くべき開発。ヴィーガンレザーは動物愛護の観点からも注目されているため、今後さらに人気が高まりそうだ。


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