文:FINDERS編集部
組み立てを通してコミュニケーションを広げる新しい発想
「DIY」や「メイカーズムーブメント」といった言葉が注目を集めてて久しい。要は“物作り”という行為を企業から自分たちの手に取り戻そう、というものだが、慣れていない人が急に手を動かして、自前の家具を作れるかというと意外と難しいものだ。
「プラモ家具3×6(サブロク)」は、まるで実物大のプラモデルを組み立てるような感覚でパーツを切り離したり塗装し、自分で組み立てることができる家具だ。想像するだけでワクワクしてくるではないか。
ただ売りはそこではない。プラモ家具3×6(サブロク)のコンセプトはものづくりを一緒に体験し、家族や友達と仲良くなること。「一緒につくる体験を提供する」というものだ。だが、あえて言うならば、やはりこれは”物作りの第一歩”にふさわしいプロダクトではないかと思う。
作業は単純。合板の一枚板からパーツを切り離し、ヤスリがけをして組み上げるだけ。好みで色を塗ってもいい。釘やネジを使わないからDIY初心者や、子供と一緒に作るのも楽しいだろう。夏休みの自由研究にも使えそうだ。
家具キットはスツールやテーブル、ソファ(!)など実用性の高いものがラインナップされている。
当然完成後のクオリティも非常に高い。完成品はまるでデザイン家具のような美しい仕上がりに。木の風合いを生かしたシンプルモダンな装いはどんな部屋にもマッチする。
またスマートフォンでARを使って自宅に家具を置いてイメージを確かめることができる点も嬉しい。大型のテーブルなどは予めサイズ感を把握しておける。
サブロクを作る体験は、ただ購入するようりもきっと愛着を生み出してくれるはず。出来上がった時の達成感もひとしおだろう。そしてなにより、一度物作りの感覚をつかめば、今度は自ら図面を引き、材料を調達し、オリジナルの家具を作ることだって難しくないはずだ。サブロクはきっとその手助けをしてくれる。
「プラモ家具3×6(サブロク)」は、現在クラウドファンディングサイトCAMPFIREで支援を受け付けている。一番安いキットはスツールが5800円から。他にもワークショップ付きのプランも用意されているので、少し自信のない人はまずはこれに参加してみると良いだろう。
支援はこちらのページから↓
一緒につくろう!「プラモ家具3×6(サブロク)」