CULTURE | 2021/07/14

太陽光発電は原子力発電よりすでに安価!「電源別の発電コスト」から読み解く技術革新のスピード

文:岩見旦

菅義偉首相は今年4月、政府の地球温暖化対策推進本部で、2030年までの二酸化炭素排出量削減目標を46%...

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

経済産業省も2030年時点の発電コストを試算

経済産業省は今月12日、2030年時点の電源別の発電コストについて、1kWh当たり、事業用の太陽光発電で8円台から11円台後半、原子力発電は11円台後半以上になるとの試算を公表した。こちらは約10年後の見通しではあるが、すでに太陽光発電の方が原子力発電より安価になっているという分析結果が出たことは、驚きに値するだろう。

地球温暖化による気候変動によってもたらされるリスクは、技術革新により解決の道をたどっているのかもしれない。


prev