世界中のオンライン会議に参加するヤギ
「Goats On Zoom」と名付けられたこのサービスは、5ポンドでヤギをオンライン会議に参加。10ポンドでメッセージを書いた食用のメモをヤギに食べさせることができる、という内容。『INSIDER』によると、現在710万円相当の売上をあげているという。マッカーシーさんはこの事業の成功によって、無事にスタッフを雇用し続けることができた。
ヤギたちは、米国、ロシア、中国、オーストラリアを含む世界中のオンライン会議に出席しており、多くの人が5ポンド以上の費用を寄付してくれているとのこと。集められた資金は、二酸化炭素排出量を改善する農場の再生可能エネルギー化に使われるという。
「冗談として始めたことが大成功を収めたことは、私の人生の衝撃です」と、マッカーシーさん。収益のために肥料を売るより、Zoomの方が「ずっと簡単で楽しいです」とも。厳しいコロナ禍に、日々の生活にも心にも余裕がなくなりがちだ。そんな時だからこそ「ちょっと笑顔になれる」ものを、多くの人が求めているのだろう。