LIFE STYLE | 2021/02/15

働きながら4人の子どもを育てた母親、司法試験に合格「諦めることは私の辞書にはありません」

文:滝水瞳
夢は大きければ大きいほど、達成した時の喜びは計り知れない。さまざまな難局を乗り越えて10年越しの夢を達成さ...

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司法試験合格で狂喜乱舞する動画が5万いいね!

2020年10月、ウーバさんは再び司法試験に挑戦。そして今年1月8日、ついに9年間の努力が実り、オンラインで合格通知を受け取った。渡米から38年。半生をかけて勝ち取った、念願の出来事だった。合格通知を見てウーバさんは狂喜乱舞。家族は抱き合って喜び、ニューヨーク市に住む娘のネーチェさんはFaceTimeのビデオ通話で祝福。そして、必ず夢を叶えるという約束を交わした父親の写真にキスをした。

ネーチェさんがこの様子を撮影してTwitterに投稿したところ、1カ月で40万回以上再生され、約5万件もの「いいね!」を獲得した。「看護師の資格取得を目指す私にとってのモチベーションアップになりました」「夢を叶えるのに遅いということはないと言い聞かせ、決して諦めないように、この動画を永遠に保存出来たら良いな」といったコメントが寄せられている。

ウーバさんは現在、刑事事件の弁護を通して、低所得者層に発言権を与える活動を行う予定だ。「自身を哀れむのではなく、続けることが大切」と語るウーバさん。成功する最も大切な方法は、「目標をあきらめないこと」ということを、身をもって教えてくれた。


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