ワクチンにより助けられる子どもたち
また、2000年から2030年の間に生まれる人々は生涯にわたり、ワクチン接種により、どれだけの命が救われるかも調査された。その結果、約1億2000万人がワクチンにより助けられると推定。その内、およそ6200万人は5歳未満の子どもであり、まだ十分な体力、免疫力が備わっていない段階でのワクチンの接種の重要性が裏付けられた。
ちなみに、救われた1億2000万人の内、5800万人は麻疹ワクチン、3800万人はB型肝炎ワクチンの接種によるものだという。次世代を担う子どもたちの未来を守るためにも、危険性を煽る根拠の無い情報に惑わされることなく、正しい理解で行動してほしい。