ITEM | 2021/01/26

スマートウォッチはこのくらいがちょうどいい。1万円代で機能充実の「HUAWEI Watch Fit」レビュー

文:三浦一紀
普段使いのスマートウォッチに最適
「HUAWEI Watch Fit」は、HUAWEIが2020年10...

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ちょっと気になるところ

今ではほぼ身体の一部のようになっている「HUAWEI Watch Fit」だが、少々気になるところもある。

充電端子が独自形状(赤く囲った部分)。中央にあるのは心拍数計測センサー。

ひとつは充電端子の形状だ。一般的なUSB-CやmicroUSBではなく、独自形状のものとなっている。そのため、本体パッケージに付属する専用USB充電ケーブルでしか充電できないのだ。ということは、このケーブルが破損してしまった場合、充電がまったくできないということになる。

専用の充電ケーブル。マグネット式で左右の区別があるので、左右反対に接続しようとするとできない。

なお、充電ケーブルが故障した場合には、HUAWEIに問い合わせれば購入可能ということだが価格などは不明。できれば手軽に買えるようにしてほしいところだ(低価格だとなおうれしい)。

「HUAWEIヘルスケア」アプリ内から文字盤のダウンロードができるが、イマイチな感じ。

もうひとつは、ウォッチフェイス。表示される時計の文字盤はプリインストールされているもののほか、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEIヘルスケア」内で公開されている。そこから好きなものを選んでダウンロードすることが可能だ。

最近お気に入りの文字盤。某高級腕時計メーカーのものに似ている。

しかし、どうも自分のイメージに合ったものがない。できればもっと種類を増やしてほしいし、自分でカスタマイズできる文字盤の種類も増えればいいなと思っている。この辺りは、もうちょっと時間が経ってユーザーが増えてきたら充実するのではないかと淡い期待を抱いている。

気になっている点を挙げたが、4カ月使ってきて気になったのが上記2つだけということから、HUAWEI Watch Fitは筆者にはとても合っているスマートウォッチだ。それほど高機能なものは必要ないが、スマートウォッチは使ってみたいという人にはピッタリだろう。


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