LIFE STYLE | 2020/11/26

6年前に行方不明になった愛犬に会いたい!20時間以上も運転し駆けつけた家族、奇跡の再会に思わず涙

文:山田山太
もしも愛犬が突然姿を消してしまい、数年間も再び現れなかったら……。
そんな...

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文:山田山太

もしも愛犬が突然姿を消してしまい、数年間も再び現れなかったら……。

そんな絶望的な状況から奇跡を起こした1匹の犬とその家族の物語を紹介したい。

突然姿を消した一匹のチワワ

アメリカ・テキサス州サンアントニオに住むデビー・バスケスさん一家は2014年にピットブルのクッキーとロッキー、そしてキングという名前の9歳のチワワを飼っていた。『KSAT』によると、そんなある日、デビーさんと娘のダネーさんは、いつものように3匹をフェンスで囲われた裏庭で遊ばせていたところ、キングの姿だけ見当たらなくなったという。

「吠えるような音も聞こえませんでしたし、フェンスに穴も空いていませんでした」と当時を振り返るデビーさん。家の辺りを探しても見つからなかったため、チラシを貼って捜索を呼びかけたり、近所の動物病院や動物保護施設を探し回るも、一向にキングは現れなかった。

2200キロ離れた動物保護施設からのメッセージ

キングが失踪してから6年もの歳月が経った今年10月25日、デビーさんたちの元へメッセージが届いた。送り主は、サンアントニオからなんと2200キロ(北海道から沖縄までの直線距離とほぼ同じ程度)離れたフロリダ州ブロワード郡の動物保護施設。なんと、キングが見つかったというではないか。キングはペット用のマイクロチップを埋め込んでいたため、飼い主であるデビーさんたちを特定することができたのだ。

デビーさんとダネーさんはすぐさま準備を始め、車で出発。キングと再び会うため、20時間以上も運転した。そして動物保護施設へと到着した2人は、ついにキングと再会。2人はキングを抱きしめると思わず涙を流した。15歳になったキングは少し戸惑いながらも、どこかリラックスした表情となっていった。

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