新型コロナウイルスがもたらした思わぬ被害
『South China Morning Post』によると、今年の1月から9月までの間に起きた、未成年者による不正なオンライン決済に関する件数は1587件と、昨年の813件の約2倍となっているとのことだ。
最も大きな原因として、新型コロナウイルスによって多くの子どもたちが家から出られず、オンライン上のサービスを利用する頻度が大幅に増えたことが考えられている。
韓国通信委員会の関係者によると、今回のように親が子どもに対してスマートフォンの利用を許可している場合は、違法行為は何も行われていないため、現行の法律では法的措置を取ることはできないという。
子どもに対する管理や教育に責任を求めることは簡単だが、サービスを運営するプラットフォーマーこそ、こういった現状を受け止め必要な措置をとっていくべきだろう。子どもたちには自由に色々なネット上のサービスに触れてもらいながらも、危険やリスクを回避できる環境作りが一刻も早く求められる。