LIFE STYLE | 2020/11/23

11歳少女が母親のスマホで、1200万円相当をライブ配信者に投げ銭してしまった事案が韓国で発生

Photo By Shutterstock
文:山田山太
新型コロナウイルスによるパンデミック発生後、世界中の子ども...

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文:山田山太

新型コロナウイルスによるパンデミック発生後、世界中の子どもたちが外に出かけて遊ぶことを制限され、代わりに自宅で過ごす時間が増えた。

しかしその結果、思わぬところで被害を被っている家族もあるようだ。

母親のスマホが自由に使えた理由

韓国・ソウルに住むキムさん(48歳)は銀行口座を見て愕然とした。およそ1億3000万ウォン、日本円にして約1200万円相当が無くなっていたのだ。

なんと11歳になるキムさんの娘が母親のスマートフォンを使い、ライブストリーミングサービス「ハクナライブ」で、ライブ配信者にサービス内通貨を送る、いわゆる投げ銭を行っていたことが判明。娘は、35人の配信者に対して、8月3日から12日の10日間の内に、この大金の投げ銭をしていたという。

今月4日、キムさんは地元ラジオ局CBSのインタビューに応じ、母親は視力と脳に障害を持っていたため、自身のスマートフォンにはロックをかけていなかったことを明かした。そのため、娘が自由にスマートフォンを使用できる環境となっていたのだ。

キムさんは配信者全員に払い戻しを求めたところ、幸いそのうちの何人かは返金に同意したが、最終的に約4600万ウォン(約400万円)は回収することができなかったという。

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