みなとみらいの中心の広場で気軽に文化芸術に触れながら、ヨコハマの夕暮れ時に流れる時間を楽しむ。
子どもから大人まで遊べる文化芸術イベントが、いよいよ産声をあげる。
ヨコハマで新たな文化芸術イベントが誕生
横浜美術館前のグランモール公園「美術の広場」で、9月20日(金)から29日(日)まで各週末を中心に「コンパス ヨコハマ 2019」が開催される。主催は公益財団法人横浜市芸術文化振興財団で、横浜市と共催する。
ヨコハマは開港以来、世界有数の港町として発展し、世界の文化を受け入れてきた。その歴史は、日本の文化を形成していく中で「羅針盤=コンパス」の役割を果たしてきたと言えるだろう。「コンパス ヨコハマ 2019」には、「ヨコハマから新たな文化を」「自分の羅針盤を見つけて未来へ」というメッセージが込められている。
バラエティに富んだアートコンテンツ
会場全体のアートディレクションは、独特の作風により国内外で活躍する画家の佐藤真生氏が手掛ける。
会場内には直径20mの巨大インスタレーション「ぐるぐる」と3mの「夢見る金魚」が展示され、会場のシンボルとなる。その周辺には、11名のアーティストによる野外アート展、子ども向けワークショップ、音楽ライブ、日本を代表するDJや人気ダンサーによるパフォーマンス、キッチンカーによる美味しいフード、芝生の上でのヨガやピクニック体験など、多彩なコンテンツが公園内に溢れる。
巨大アートオブジェ「ぐるぐる」。風に揺らぐ幻想的なカーテンのぐるぐるの道を進んでいくとそこには「夢見る金魚」が…。
TOMOYUKI TANAKA(FPM)など、人気DJによるパフォーマンスも。
子どものための秘密基地で変身体験。クリエイターが子どもたちの身につけるアイテムづくりをお手伝い。
大人も子どもも楽しい部活体験。芝生でピクニックも。
「コンパス」というイベント名称に込めた思い
イベント名称である「コンパス」には、“未来への羅針盤”という思いが込められている。今回参加する若いアーティストたちのさまざまな作品からは、自分自身の判断と力を信じて、世界に向けて力強く発信していく姿が見て取れる。この姿は、まさに未来に向かうヨコハマの姿と重なるという。
「コンパス ヨコハマ 2019」は、来場された人々が作品やモノ、場を見つけながら自由に歩き回る「散策型」の会場構成となっている。この散策そのものが、それぞれの「コンパス」を探し求める“旅”と言えるだろう。
「コンパス ヨコハマ 2019」でしか出来ない体験を、ぜひ会場で味わってほしい。
【開催概要】
開催日程:
(DAY TIME|11:00-16:00)|9月21日(土)~23日(月・祝)・9月27日(金)~29日(日)
(NIGHT TIME|16:00-20:00)|9月20日(金)~22日(日)・9月27日(金)~28日(土)
開催会場:美術の広場|グランモール公園 横浜美術館前
主催:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
共催:横浜市
協力:マークイズみなとみらい
アクセス:
電車 | みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅〈3番出口〉から徒歩3分。
JR(京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から〈動く歩道〉を利用、徒歩10分。
バス | 桜木町駅から、市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。
公式サイト:https://compass.yafjp.org