文:佐郷顕
オリジナルのプロポーズを考えることは難しい。友だちや家族を巻き込んだサプライズやフラッシュモブなどがあるが、それらの多くはすでに他の誰かがやっている。
そんな中、海外で生まれたちょっと変わったプロポーズの方法が話題となっている。
Facebookに投稿されたユニークなプロポーズ
イギリスに住むエディ・オコロさん(30歳)は、今年の初めにガールフレンドのキャリー・リードさん(30歳)にプロポーズするため、ダイヤモンドの婚約指輪を購入した。しかし、エディさんはその婚約指輪をすぐには渡さなかった。彼はどうしてもオリジナルのプロポーズを実践したいと思い、こんな方法を考えた。
それは、彼女に内緒で婚約指輪と彼女が一緒にうつる写真を撮り続けるというもの。これがバレてしまったタイミングでプロポーズをすると決めたのだ。
スリリングなチャレンジの連続
来るべきプロポーズのタイミングを待ち続けたオコロさん。キャリーさんのショッピング中や地図を読んでいる時など、婚約指輪と一緒の写真を内緒で撮り続けた。
まさかキャリーさんも望遠鏡を覗いているその真上で、婚約指輪がかざされているとは夢にも思わなかっただろう。寝ている時とはいえ、手のひらの上に婚約指輪が置かれている写真は見ているこっちまでハラハラしてしまう。
そしていたずら好きなエディさんは、キャリーさんが眼鏡なしではほとんど何も見えないことを利用し、彼女の視線の先で婚約指輪をかざすという大胆なチャレンジさえも試みた。
これらの写真は「How I proposed to Cally(私がキャリーにプロポーズした方法)」と題されたFacebookのフォトアルバムに掲載されている。
彼女の指にはダイヤモンドの輝きが
約1カ月にわたった密かなチャレンジの後、ついにプロポーズは現実のものとなった。一体どのようなきっかけでプロポーズが行われたかについて、エディさんは明らかにしていないが、結果的にキャリーさんに婚約指輪がバレてしまうことはなかったという。
キャリーさんはエディさんのプロポーズを受け入れて、1カ月間一緒に撮影されていた婚約指輪をはめた写真をFacebookに投稿している。
ユーモアのあるプロポーズができるのも二人の仲が良い証拠。あなたも独創的な方法で彼女へのプロポーズにチャレンジしてみてはいかがだろうか。