LIFE STYLE | 2020/04/24

ダウン症の4歳の女の子が、ファッションショーのランウェイに!天使のような笑顔に、世界が釘付け

文:外山ゆひら
ヨーロッパの島国マルタで、障害者モデルによるファッションショーが開催された。昨年行われたこのファッショ...

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真のインクルージョンを作り出すために

チャリティー団体の主催者ティツィアナ・ランディジさんは、このファッションショーを2018年から企画・運営している。

開催目的について、「障害が限界だと感じている人々の、精神的な障壁を打ち破ること。そして、さまざまなハンディキャップを持つ人たちと手を取りあい、真のインクルージョン(障害の有無を問わず、一人ひとりの個性を重んじる考え方や価値観)を創り出すことです」と語るランディジさん。「ハンディキャップは人類の資産であり、皆で共有すべき富である」とも。

他と違う唯一無二の個性を持っていることは、モデルとしての大きな武器。国内では、パラアスリートのクールな魅力を表現した蜷川美花氏のアートポスターが話題になったのも記憶に新しい。障害を持つ人たちやその美しさに対する価値観は、いま徐々に塗り替えられつつあるだろう。

“インクルーシヴな世界”の実現を目指し、フランチェスカちゃんやマデリンさんたちのチャレンジは続く。


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