LIFE STYLE | 2020/04/02

愛犬チワワ、外出自粛中のご主人のために初めてのおつかい!スナック菓子は無事買ってこれる?

文:chopsticks
新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下、もしあなたが外出自粛になったとしたら、どのよう...

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文:chopsticks

新型コロナウイルスの感染が拡大している状況下、もしあなたが外出自粛になったとしたら、どのようにして日用品を調達するだろうか。

今、一風変わった方法でスナック菓子を手に入れた男性が、SNSで話題になっている。

「チートス」が食べたくなった自宅隔離中の男性

メキシコに住むアントニオ・ムニョスさんは外出自粛で、食料品や薬のような必需品さえ買いに行くことが出来なかった。しかし、ムニョスさんは、スナック菓子「チートス」が食べたいという欲望に駆られてしまった。通りを挟んで目の前にお店があるというのに、買い物に行くことが叶わないムニョスさん。まさに生殺し状態であった。

限界を迎えた自宅隔離3日目、ムニョスさんは愛犬のチワワにお使いを頼むという名案を思いついた。

手紙とお金を背負った愛犬チワワ

チワワにお使いを頼むことを決意したムニョスさんは、店員に向け、さっそく手紙をしたためた。

こんにちは、店員さん。私の犬にチートスを売ってください。赤いのではなく、オレンジのをお願いします。赤いのは辛すぎるので。この子の首輪に20ドルをくくりつけているので、宜しくお願いします。

注意:ちゃんと対応してくれないと、この子が噛みついちゃうぞ。

あなたのお店の正面に住む隣人より

 

ムニョスさんは手紙の内容が一目でわかるよう、犬の首輪に手紙を挟み、さっそく愛犬を目の前のお店に向かって送り出した。

しかし、いくらお店が近いと言っても、車通りの多い道を横断しなければならず、チワワにとってはとても危険な道のりだ。また、悪意のある人がチワワからお金だけを奪ってしまう可能性も否めない。

ムニョスさんは固唾を呑んで愛犬のお使いを見守っていたが、ムニョスさんのカメラは店からオレンジ色のチートスをくわえて自宅に帰ってくる愛犬の姿を見事にとらえた。チワワはしつけが難しい犬だとよく言われているが、ムニョスさんのチワワは例外だったようだ。

ムニョスさんは3月19日、一連の出来事を自身のFacebookに投稿。すると、25万件ものシェアを獲得し、大きな反響を呼んだ。

チワワは意外と賢い犬種

チワワのブリーダーであるパトリシア・ヨハンソンは「チワワは元気がよく、きびきびしているのが魅力的な犬種ですが、トイレトレーニングが難しく、騒々しい犬種でもあります。確かにチワワは個体間の差異が激しいですが、間違いなく訓練することができる犬種です」と『BoredPanda』の取材に話した。「チワワは競技スポーツ、ショー、映画にたくさん出ていて、チワワを高度なレベルに訓練することができることを証明しています」とも。

店に電話を掛けて届けてもらえば良かったのではないかという意見もあるのかもしれない。しかし、ムニョスさんの試みにより、チワワがその汚名を返上できたということで、どうかご寛恕願いたい。