文:三浦一紀
磁石の力で自分だけのキーボードを作ろう
パソコンを使う人にとって、キーボードは重要な入力ツール。自分なりにこだわりを持っている人も多い。
「自分好みのキーボード」を極めようとすると、最終的に行き着くのは「自分だけのキーボード」を作ること。キースイッチはもちろん、キー配列も自分だけのものにしたくなってくる。最近では、自作キーボードもちょっとしたブームになっている。
ただし、キーボードの自作はそれほど簡単なものではない。根気と技術が必要だ。
しかし、比較的簡単に自分だけのキーボードを作ることができるキットが登場。それがスイッチサイエンスが発売する「DUMANGメカニカルキーボード」だ。
このキーボードは、キースイッチをプレート上にマグネットでひとつひとつ自由に配置することができる。これならば、どんな変態配列のキーボードも簡単に実現可能だ。
すべてのキーにはMCU(マイクロコントローラーユニット)が内蔵されており、キーの値は専用のソフトウェアから設定可能となっている。
製品は2種類。「DUMANG DK6 メカニカルキーボード 88キー」は、標準的なストレートタイプ。価格は3万8500円(税込)。
「DUMANG DK6 Ergo メカニカルキーボード 76キー」はべースボードの親指部分に複数のキーを配置できるエルゴノミクスタイプ。より変態配列を目指すならこちらだ。価格は3万6300円(税込)となっている。
両製品とも、持ち運びに便利なキャリングケースが付属する。
ナンバーワンにならなくてもいい。特別なオンリーワンのキーボード、作ってみてはどうだろうか。