文:武者良太
チームラボが開発・制作を担当
快適に使えるアプリとは。その答えの1つがここにある。
日本で盛り上がってきたバスケットボールのプロリーグ。特に2016年からはじまったBリーグ(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)はDAZNで一部の試合が見られることから、他のスポーツが好きな視聴者もバスケットボールのダイナミックなプレイに魅せられつつある。
またソフトバンクが運営する「バスケットLIVE」はBリーグおよび、Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)の全試合を視聴可能。ソフトバンクスマホユーザー、ワイモバイルスマホユーザーは無料で利用できるし、他のキャリアのユーザーであってもYahoo!プレミアム会員(462円/月)に入ることで、見たい時に、見たい場所で視聴できるようになる。
このバスケットLIVEのアプリを、デジタルコンテンツ制作会社のチームラボが開発・制作したとあって使ってみたのだが、扱いやすさに驚いた。プロリーグの動向を知らないユーザーでも試合を楽しめるように、チームのランキングや成績、対戦表などのデータがスピーディに表示される。試合中はリアルタイムに選手やチームを応援できる機能を備え、30日間の見逃し配信機能もサポート。ハイライトや注目選手のプレー集も見られるようになっている。
アプリそのもののUIも優れているし、各コンテンツの表示もスピーディ。そのうえで、コンテンツが豊富で、ビギナーでもバスケットボールリーグを心から楽しめるように作り込まれている。
ユーザー目線で組み上げられたアプリ&コンテンツの組み合わせは、数々のデジタルアートを繰り広げてきた背景で、先端技術を用いての企業ブランディングも行ってきたチームラボの集大成といえるかもしれない。バスケットボールに興味がない人でも、同アプリは一度使ってみてほしい。