文:岩見旦
子供の子守と、疲れた身体のマッサージ。一見両立することが不可能と思われていたこの2つを、見事に兼ね備えたファッションアイテムがSNS上で話題になっている。そして今、海外からも大きな熱視線を集めている。
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レールのイラストを描いたTシャツがSNSで話題に
そのファッションアイテムとは、「子供が勝手にマッサージしたくなる線路Tシャツ」。
このTシャツの背中には、鉄道のおもちゃ「プラレール」の幅に対応したレールのイラストが描かれている。親がこのTシャツを着てうつ伏せで寝転がると、子供が背中の上でプラレールを走らせて、凝っている身体の部位をマッサージしてくれるという仕組みだ。「こし」「かたみぎ」「かたひだり」「せぼねちゅうおう」といった駅名もプリントされており、親が子供にマッサージしてほしい部分を、伝えることもできる優れものだ。
このTシャツを制作したのはGoogle社員の河本健さん。3月に自身がこのTシャツを着用し、子供にプラレールを走らせている動画を公開すると、3万リツイートを記録。動画も120万回以上再生された。しかし、その反響は日本国内に留まらなかった。
海外メディアで4万以上の「いいね」を獲得
先月以降、『VT』や『Bored Panda』といった海外の大手キュレーションメディアが、このTシャツの話題を取り上げた。すると、ともに4万件以上の「いいね」を獲得。日本のみならず世界中で注目を集めている。
この画期的なアイデアに驚愕した海外の人からは「なんて創造的なお父さんなんだ」「天才かよ!」「父親レベル1000だ」「ネクストレベルのお父さん」「私が今、必要としている育児ハックだ」「子供じゃなくてボーイフレンドに同じことをさせる方法が分かればいいのに」といったコメントが殺到した。
「子供が勝手にマッサージしたくなる線路Tシャツ」は、デザインTシャツ通販サイト『ClubT』で販売中。カラー全6色と各種サイズを用意している。価格はホワイトのみ2400円(税抜)で、その他は2500円(税抜)。マッサージ1回分ほどの出費であれば、手に入れない選択肢はない。