EVENT | 2019/03/05

「麻布十番駅の壁のチョコレート」都営地下鉄の壁や天井、床をモチーフにしたチョコに衝撃が止まらない

文:岩見旦

都民にとって東京の大動脈といえる都営地下鉄。浅草線、三田線、新宿線、大江戸線の4線走っており、1日の利...

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文:岩見旦

都民にとって東京の大動脈といえる都営地下鉄。浅草線、三田線、新宿線、大江戸線の4線走っており、1日の利用者数は275万人に上る。

そんな都営地下鉄が驚くべき商品を発売するとして、ネット上に困惑が広がっている。

都営地下鉄の壁や天井、床がチョコレートに

その商品とは、都営地下鉄の壁や天井、床をモチーフにしたチョコレート「Toei Détail(トエイ・ディテール)」。

都営地下鉄は駅ごとに壁や天井、床のデザインが異なっている。シンプルなタイル柄もあれば、幾何学模様やドレープの掛かったデザインもある。そんなデザインをチョコレートに落とし込んだのだ。

チョコレートは都営大江戸線「麻布十番駅のホームの壁」、都営新宿線「九段下駅の改札階の天井」、都営浅草線「宝町駅のホームの壁」など、12種類。都民が日々目にしているあのデザインを再現したチョコレートが発売されるとは驚きだ。

三枝俊介氏監修で味も折り紙付き

単なる話題先行のネタグッズのように思われるかもしれないが、実は味も本格派。NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも出演した、日本を代表するショコラティエの三枝俊介氏が監修しているのだ。

三枝氏は「"チョコレートを使って地下鉄を表現する"という、全く噛み合わない予想外のお話を頂いた時、ものすごく面白いものができるのではないか、と直感した」とコメントし、チョコレートの中にライスパフやクッキーなどの異なる食感を加えることで、視覚でも食感でも楽しめるよう工夫したという。

「Toei Détail」は12種類のチョコレートを1セットで、価格は2,000円。3月11日(月)〜3月17日(日)に、都営新宿線 新宿三丁目駅、都営大江戸線 新宿西口駅、都営大江戸線 都庁前駅にて、1,500セット限定で発売する。

 

「発想の源が狂っている」SNSに衝撃広がる

都営地下鉄のこのチョコレートを、あるTwitterユーザーが3月4日、「発想の源が狂っている」というコメントとともに紹介。

この投稿は現在4万を超えるリツイートを獲得し、「これは手に入れたい」「発想の斜めっぷりが素晴らしい」「胸熱なプロダクトだ」など、そのアイデアに驚きながらも高く評価するコメントが相次いでいる。

このチョコレートを実際のデザインと見比べながら食べてみたら、今まで気にもとめていなかった都営地下鉄の壁や天井、床に愛着が湧くようになるだろう。もうすぐ来るホワイトデー。男性諸君は女性にこんなチョコレートをお返ししたら、絶大なインパクトを与えられることは間違いない。


PROJECT TOEI