文:武者良太
スクショをメモ代わりに使っているなら
スマートフォンでさまざまな情報にアクセスしていると、楽しそうな観光地、美味しそうな飲食店、一度は訪れてみたいスポットの数々が現れたりしないだろうか。そのときに、あなたはどのような方法で、現在表示している情報をストックするだろうか。
ブラウザを使っているならURLをブックマークするのがスタンダードだ。SNSへの投稿アイコンが用意されているサイトであれば、「いいね!」をブックマーク代わりに使ってもいい。
しかしすべてのサイトにシェア機能が備わっているわけではない。そのため近年は、興味あるスポットを解説しているページのスクリーンショットを撮り、画像をメモ代わりとして残すユーザーが増えている。この方法には写真アプリのカメラロールに画像をストックし、手軽にその画像を表示することができるというメリットがある。反面、地図へのリンクなどはすべて無効となる。かといって地図アプリに、スポットの名称などを入力して検索するのも面倒だ。
この問題を解決してくれるのが無料の旅行プラン投稿・共有アプリ「Holiday」だ。スクリーンショットの画像を読み込ませると、画像内にある地域名・場所名の文字列から位置情報を解析。「Holiday」の地図上にスポットをマッピングしてくれる。
登録したスポットをタップすると、他のユーザーが投稿した写真、動画、クチコミ情報が表示される。またGoogleの検索ボタン、公式サイトのリンクボタンも用意されている。近隣の飲食店情報や観光スポット情報にもアクセスできる。
スクリーンショット内の画像から位置情報を見つけるのではなく、テキスト情報から推測する仕様のため、極めて精度が高い。特にInstagramやTwitterなどで「ここに行ってみたい」「次の休日に行ってみよう」と思える場所を探している人にとっては、活用しがいのあるサービスとなるだろう。