文:岩見旦
山口一郎氏がフロントマンをつとめる人気バンド・サカナクション。映画『バクマン。』の主題歌として、2015年にリリースされた「新宝島」は、同バンドの代表曲の一つだ。
この楽曲のミュージックビデオは、80年代の伝説の番組『ドリフ大爆笑』のオープニングを彷彿とさせるレトロ感溢れる作品となっている。そんな「新宝島」のミュージックビデオをLEGOで再現した猛者が現れたと話題だ。
小6男子の才能に脱帽
再現した動画はこちら。上のミュージックビデオを見比べてもらいたい。
メンバーやダンサーのスクールメイツはもちろん、セットや小道具に至るまで、そっくりに組み立てられている。映像はコマ撮りで撮影され、カット割りまで全く一緒だ。
この動画を製作したのは、「Drop Block Studio」名義で活動する12歳の男の子だ。小学6年生とは思えないセンスとクオリティに驚かされる。
「Drop Block Studio」は、この動画を「サカナクション好きが広まると嬉しいです!通称レゴナクションです!」と紹介。この題材を選んだ理由として「サカナクションの曲が大好きで、特によくて、LEGOで再現しやすい『新宝島』を選びました!」と述べている。
メイキング映像にも注目!
メイキングもご覧いただきたい。LEGOをひとつひとつ積み上げ、ステージを丁寧に組み立てている映像や、人形を少しずつ動かしながらストップモーションを撮影をしているシーンが収められている。
楽曲も打ち込みで作っており、自ら歌ったボーカルを音楽制作ソフト「GarageBand」で入れたという。これらすべての編集はiPadで行ったとのこと。
「熱量がスゴい」SNSで称賛の声続々!
思わぬ才能の登場に、Twitter上では「映像も音も、熱量がスゴい」「技術もサカナ愛も素晴らしい」「再生回数少なすぎなのでぜひ広まってほしい」「東大のLEGO部にスカウトされそう」など称賛のコメントが寄せられている。
メンバ−の山口一郎氏はまだ、Twitterでこの動画に触れてはいないものの、過去にも「新宝島」のMAD動画に対して「最高!」「色々あるんだね」とツイートしていることから、今後コメントする可能性がある。果たしてどんなリアクションをするのか、期待が高まる。