文:岩見旦
今年の通常国会で審議される予定の「デジタルファースト法案」。この法案には、押印などの本人確認手法の電子化が盛り込まれ、将来もしかしたら、ハンコが必要なくなるかもしれないと言われている。
そんな中、「ねこずかん」や「仏像図鑑」など個性的なラインナップを展開してきた「印鑑はんこSHOPハンコズ」から、手に入れたくなるユニークなハンコが登場した。
スタイリッシュな印影を、専属の女性デザイナーがひとつずつデザイン
図形と文字の美しさが融合した新たしいコンセプトのハンコ「TYPO(タイポ)」が、2月1日から専用サイトで販売を開始した。
TYPOは、印影にタイポグラフィ(活字デザイン)の要素を取り入れた、オーダーメイドのハンコ。
幾何学模様をデザインに取り入れた曲線的でやわらかな印象の「Geometry(ジオメトリー)」と、シンボリックな記号を取り入れた直線的でモダンな印象の「Symbol(シンボル)」の2種類から選ぶことができる。申し込んだ名前を元に、専属の女性デザインナーがひとつずつデザインする。自分の名前はどんなデザインになるのだろうか? 想像するだけでワクワクする。
上段がGeometry(ジオメトリー)、下段がSymbol(シンボル)の制作サンプル。
定番の名字がスタイリッシュな仕上がりになっている。漢字以外にも、ひらがな・カタカナ・アルファベットの名前にも対応。会社や学校で使ったら一目置かれること間違いなしだ。
銀行印として使えて実用性も高い
デザイン性だけでなく、実用性も兼ねており、認め印としてはもちろん、木彫り・黒水牛・チタンのTYPOは、全国ほとんどの金融機関で銀行印としての登録もできる。役所によっては実印として登録することも可能とのこと。
シャチハタタイプの「スラットG」、ハンコにボールペンのついた「スタンペンG」、木彫りタイプ、黒水牛タイプ、チタンタイプの5種類展開。価格は4,000円〜8,000円(いずれも税込)。
SNSでは評判上々!来日外国人へのお土産としても
このTYPOの販売が発表されると、SNS上では、「作って自慢したい」「本名とペンネームのも欲しい」「ハンコ出すの面倒だったけど、これなら喜んで出す」などのコメントが寄せられ、評判は上々だ。
日本独自の進化を続けてきたハンコ文化。TYPOは普段遣いとしてはもちろん、来日外国人へのお土産としても人気が出そうだ。