CULTURE | 2019/01/29

インフルエンザ脳症を患った人、親族が患った人の体験談に注目!幻覚や奇行、性格変化が怖すぎる

文:岩見旦
全国で猛威を奮っているインフルエンザ。厚生労働省の発表によると、1月第3週(1月14日から20日まで)の1...

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文:岩見旦

全国で猛威を奮っているインフルエンザ。厚生労働省の発表によると、1月第3週(1月14日から20日まで)の1週間の患者数は1医療機関あたり53.91人で、過去2番目の多さとなり、最多に迫る勢いだ。

そんなインフルエンザで注意してもらいたいのが合併症。中でも、意識障害などが起こる「インフルエンザ脳症」は重症度の指標の一つとなっている。このインフルエンザ脳症を患った人、親族が患った人の経験談がSNS上で注目を集めている。

インフルエンザ脳症を発症し、目覚めたらひと月経っていた

インフルエンザ脳症を患い、救急車で運ばれ目覚めたらひと月経っていた、と衝撃的な投稿をしたあるTwitterユーザー。当時19歳で、予防接種は受けていなかったという。

そのTwitterユーザーが最初に感じた異常は尿が出なくなり、幻覚を見始めたこと。救急車で搬送された後も、幻覚が続き、性格変化や悪夢、奇行などの症状が出たという。当時を振り返り、医療費が300万円かかったと告白し、「約4000円の接種代をケチってる場合じゃないぞ」と訴えた。

驚愕の体験談に1万5,000件を超えるリツイートが集まり、「怖すぎる!」「回復してよかったです」などの反響が寄せられた。

親族がインフルエンザ脳症に。異常行動をメモし、かかりつけ医に相談

また、あるTwitterユーザーは親族がインフルエンザ脳症を患ったと告白。インフルエンザにかかっていた親族が回復した後も、少し立ち振舞が幼くなったり、話にとりとめがなくなったりし、違和感を覚えていたものの、ただ疲労が溜まっていただけと思っていたという。

しかし、顔の表情が異様に動いたり、子どもにお菓子を何でも買ったり、次第に異常行動が目立つことに。そこで、親族のおかしいと感じたことをメモし、かかりつけ医に相談。インフルエンザ脳症と断定され、親族は緊急搬送されることになったという。

「あれはいい年した大人でもなってしまうし、ゆっくり精神(脳)が壊れていくので正直素人には分からない」と明かした。この体験談は3万件を超えるリツイートを記録。インフルエンザ脳症の恐ろしさが拡散された。

解熱剤に注意!インフルエンザ脳症が疑われる場合は医療機関に

厚労省が2009年に発表した「インフルエンザ脳症ガイドライン【改訂版】」によると、インフルエンザ脳症の致死率は8%〜9%で、罹患した子どもの1/4は知的障害やてんかんなど後遺症を残すという。また1月13日には北信地方の小学生の男子児童が死亡したニュースが報道されている。

また、インフルエンザ脳症の患者に対して、ボルタレンなどジクロフェナクナトリウムを含む解熱剤を使用すると、病状が悪化するとされている。インフルエンザ脳症が疑われる場合は、自己判断でむやみやたらに解熱剤を服用することは避け、医療機関に相談することをすすめる。


インフルエンザ脳症ガイドライン【改訂版】