文:三浦一紀
世界初。自分の体がバッテリーになるスマートウォッチ
MATIRIX INDUSTRIESは、世界初の温度差発電技術を用いたスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」を発売した。
MATRIX PowerWatchは、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」にて資金調達を行い、1年で目標金額の1,000%を達成。日本はアメリカに次ぎ2番目の資金調達先となっている。
本製品は世界初の体温で発電するスマートウォッチ。そのため充電は不要。ケーブル類も一切付属しない。
時刻が表示されるほか、ユーザーの消費カロリー、歩数、睡眠量を計測して表示。また、本体は50m防水仕様となっている。
ちなみに、発電効率は約1%。人間は1日で100wほど発電ができると言われているため、MATRIX PowerWatchは1日で1wほど発電できる計算となる。
本体背面が体温を感知するセンサーとなっている。ここで感知した体温と外気温の差で発電をしている。
なお、満充電から放置をしても数ヶ月はデータ保持が可能。また、腕に付けているときは常に発電され満充電状態になっていることが多いため、10年以上使い続けることも可能だということだ。