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憧れのミニカーを自ら運転し手術室へ。手術を受ける子どもたちをリラックスさせる病院の取り組みが話題
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  • 2019.04.16
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憧れのミニカーを自ら運転し手術室へ。手術を受ける子どもたちをリラックスさせる病院の取り組みが話題

文:岩見旦

病院で大きな手術を受ける時、誰もが不安な気持ちで一杯になる。ストレッチャーに乗せられて、病室のベッドから手術室まで移動する瞬間は生きた心地がしないだろう。大人はもちろん、子どもはなおさらだ。

そんな中、ある病院が採用した、これから手術を受ける子どもたちをリラックスさせる画期的なアイデアが注目を集めている。

黒いメルセデス・ベンツかピンクのフォルクスワーゲン

米国カリフォルニア州モデストの小児病院ドクターズ・メディカルセンターでは、子どもたちがおもちゃのミニカーに乗って手術室に向かうサービスを行っている。対象は2歳〜7歳。黒いメルセデス・ベンツかピンクのフォルクスワーゲンのどちらかを選択できる。憧れのカッコいい高級車を自ら運転できるサービスに、子どもたちも手術の日が待ち遠しくなるに違いない。

おもちゃのミニカーと言っても、性能は本格的。ヘッドライトやテールライトも操作でき、ラジオから音楽を流すこともできる。自分でミニカーを運転できない場合、あるいは運転したくない場合は、医者や看護師がリモコンで操作するという。

子どもたちの精神的苦痛を解消する方法を模索

ミニカーを導入するというアイデアを提案したのは、手術準備をしている看護婦のキンバリー・マルティネスさん。子どもたちの精神的苦痛を解消する方法を模索していたマルティネスさんは、これらのミニカーに持続可能な効果があることを発見した。

同病院の広報担当者のクリスタ・ディーンさんは「自動車で手術室に入ることができると分かったとき、子どもたちは明るい表情になり、ほとんどの場合は恐怖が消え去った」と取材に答えている。「子どもたちが安心すると、両親も安心する。子どもたちが手術室に入る時、両親から引き離すことはトラウマを植え付けることになりかねない。このサービスは関わっているすべての人を助けている」とも。

現在のところ、子どもたちのストレスが払拭するユニークな取り組みは成功しているようだ。患者の心のケアにまで気を配ることができる病院が、より一層増えてほしい。


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