EVENT | 2025/07/05

呪われた祠、封じられた井戸
浅草花やしきの新アトラクションは“本当に出る”お化け屋敷

松竹お化け屋本舗とコラボした 「首づかの呪い」
2025年7月18日よりスタート

FINDERS編集部

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夏の浅草に、冷や汗必至の恐怖体験が蘇る

日本最古の遊園地 浅草花やしきが、2年ぶりとなる新アトラクション 「お化け屋敷~首づかの呪い~」 を2025年7月18日(金)にオープンする。老朽化により改装されたお化け屋敷の跡地から、かつて封印された井戸が現れるという、背筋の凍るようなストーリーが展開される。

企画・制作を手がけたのは、映画や演劇で培われた “本物の演出” に定評のある「松竹お化け屋本舗」。観客が物語の当事者となるような没入感の高い演出で、来園者を恐怖の物語世界へと引きずり込む。

荒れ果てた屋敷、呻き声、謎の少女、そして “呪いの祠”。全長約70mのウォークスルー型アトラクションは、5分間の体験とは思えない濃密な恐怖演出が連続する。冷房の効いた屋内であっても、冷や汗を禁じ得ない真夏の肝試しとして、この上ない舞台が用意されている。

“首づかの祠”に隠された呪いの真相とは

ストーリーは、浅草の下町に住んでいた少女・牡丹が、町の鬼門にあった「首づかの祠」を壊してしまうところから始まる。以降、少女は正気を失い、首を刎ねる惨劇を繰り返した末、自ら命を絶つ。封じ込められたはずの怨霊は、花やしきのお化け屋敷の地下に今なお眠っていた――。

この “呪われた土地” の設定は、アトラクションを単なる驚かせ演出にとどまらせず、一種の都市伝説のような深みを与えている。祠への「お祈り」が呪いを解く鍵だという演出も、参加者自身に選択を迫る構成となっており、エンターテインメントと儀式的体験が融合する。なお、アトラクションには5歳から入場可能(4歳以下は中学生以上の付き添いが必要)だ。

一般公開に先駆け、7月16日(水)にはメディア向けのオープニングセレモニーと先行体験会が開催される予定だ。翌17日(木)にも体験会が行われる。いずれも詳細は後日発表される予定だ。

江戸の花園として誕生し、昭和・平成・令和と時代を超えて親しまれてきた浅草花やしき。現存最古のローラーコースターとともに、最新のお化け屋敷が放つ恐怖体験が、この夏の浅草を再び賑わせることになりそうだ。


浅草花やしき
https://www.hanayashiki.net

松竹お化け屋本舗
https://www.shochiku.co.jp/pj/obakeyahonpo/index.html