文:FINDERS編集部
栄誉賞受賞作品に加え、国内外初公開の新作も展示
東京大学筧康明研究室、株式会社ZOZO NEXT、株式会社細尾による共同プロジェクトAmbient Weavingの作品展「Ambient Weaving Collection --環境と織物」が8月1日から7日まで東京・丸の内のHave a Nice TOKYO!で開催される。
Ambient Weavingは、
の3社で始まった新規テキスタイル共同研究開発プロジェクト。「周囲の環境情報と織物を媒介する様々な機能と表現の両立」を目指し、西陣織の構造や意匠にインタラクション技術や先端素材、デバイス技術を組み合わせた作品やプロトタイプを制作、技術開発の研究を行っている。
本展は、European Commissionが主催する「STARTS Prize 2022」で栄誉賞を受賞した作品から2作品と、国内外で一般初公開となるプロトタイプシリーズ「Woven Prototypes(WP)」から6点の合計8作品が展示される。
新作作品のなかには、カーボン製の素材を織り込むことで梁構造を内包することで様々な形状に組み立て可能な「WP004 <Pillars>」や、緯糸の有機EL箔と経糸の導電糸を正確に織り込むことでドットマトリックス状に発光するテキスタイルディスプレイ「WP007 <Pixels>」といった、新技術要素を盛り込んだプロトタイプが展示される。
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『Ambient Weaving Collection --環境と織物』
期間:2023年8月1日(火)~8月7日(月)
会場:Have a Nice TOKYO! [HaNT]
料金:無料