CULTURE | 2023/03/30

韓国・ソウルで25万人を動員した話題の写真展「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」が日本に上陸!

文:FINDERS編集部
Instagramで170万人以上を虜にする作品コミュニティが展示化
映画監督ウェス・アン...

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文:FINDERS編集部

Instagramで170万人以上を虜にする作品コミュニティが展示化

映画監督ウェス・アンダーソンの作品に出てきそうな風景を集めた写真展「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」が4月5日から5月26日まで東京・寺田倉庫G1ビルで開催される。

『グランド・ブダペスト・ホテル』、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』など独特の世界観を持つ作品を手がける映画監督のウェス・アンダーソン。シンメトリックな構図、緻密な美術デザイン、パステルカラーといった独特な画づくりと、ユーモア、そしてドラマティックなストーリーが多くの人を惹きつける。

本展はそんなウェス・アンダーソン作品に登場しそうな風景写真を投稿するInstagramコミュニティ、Accidentally Wes Anderson(AWA)の作品を集め、2022年に韓国・ソウルで25万人を動員した「AWA展」が日本巡回展として開催されるかたちだ。

マリーズ・チョコレート アメリカ、オハイオ州、クリーブランド Accidentally Wes Anderson (@accidentallywesanderson), Malley’s Chocolates

「AWA」は2017年にアメリカのブルックリンで、ワリー&アマンダ・コーヴァル夫妻が旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい100のこと)を構想したことから始まり、現在フォロワーは172万人を突破している。

AWAに寄せられた写真は、監督本人も公認で書籍化しており「ここに紹介された写真は、僕が出会ったこともない人々が(わずかな例外をのぞいて)僕が見たこともない場所や物を撮ったものだが――実際僕が撮りそうな写真だ。偶然に僕であるとはどういうことか、よく理解できた。どうもありがとう。」とコメントを寄せている。

300点余りの作品はは、それぞれ旅に関する10のキーワードと、写真にまつわるストーリーと共に展示。「世界各地の秘密の場所を訪れる人々の旅」を疑似体験できる構成となっている。

韓国・ソウルで行われた展示の様子

また韓国・ソウルで行われた展示でも人気だったグッズやAWAのアイコンとなっている「ニット帽」を使った本展限定のオリジナルグッズなどグッズの販売も行われる。

韓国会場で販売されたグッズ

東京オリジナルグッズ

そのほか関連企画として、映画レビューサービス Filmarksによる、『ムーンライズ・キングダム』の上映が行われるほか、「ウェス・アンダーソンすぎる風景みつけたコンテスト」も行われる。


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『ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている』
期間:2023年4月5日(水)~5月26日(金)
会場:寺田倉庫G1ビル
料金:
〈前売り〉
一般1800円、大学生1300円、高校生以下800円
〈当日〉
一般2000円、大学生1500円、高校生以下1000円