CULTURE | 2022/12/06

サウナで「ととのう」ような感覚を幻想的な空間で体感 「ととのう宇宙ラウンジ」が銀座にて開催中

文:FINDERS編集部
脳波からととのう状態を数値化
デジタル技術を用いて心身の癒しを促すデジタルヒーリング体験イ...

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文:FINDERS編集部

脳波からととのう状態を数値化

デジタル技術を用いて心身の癒しを促すデジタルヒーリング体験イベント「ととのう宇宙ラウンジ」がGINZA456にて、2022年12月5日(火)から2023年3月31日⁠(金)まで開催している。参加費は無料で事前予約が必要。

KDDIが運営するコンセプトショップGINZA 456は、先端テクノロジーを活かした展示やイベントを開催してきた。今回は、宇宙船内をイメージした空間が演出され癒しの体験を届ける。

体験者は、周囲3面と床1面を映像に囲まれる没入空間で、座って気持ちをととのえる「瞑想タイム」と自由に歩き回ってリラックスを促す「休憩タイム」を交互に体験する。それにより本来サウナ、水風呂、休憩のサイクルによって得られる感覚、いわゆる「ととのう」状態へ導かれるという。

瞑想タイム

休憩タイム

また、体験中の「ととのう」状態は、100点満点の数値として示される「ととのうスコア」や、ととのう度が高いほど青白くクリアな光に変わる光の演出で確認することが出来る。

ととのう度に応じた光の演出

スコアは、イヤホン型脳波計で体験中の脳波を測定し、ととのう状態の基準値となる瞑想中やサウナでととのった状態の人との脳波差分をもとに算出する。

ちなみに本イベントの技術開発を担当したスタートアップのVIE STYLE社のプレスリリースを読むと、サウナでの「ととのい」と「瞑想」による効果の直接的な類似性を指摘する研究はまだ存在しないそうだ。だが同社が行なった「サウナでととのう経験をしたことがあり、かつ瞑想を日常的に行っている人」に対する実験では、瞑想時の脳のモニタリングを行い「ととのう」状態に近づいた際に音楽の音量を少しずつ上げるニューロフィードバックを行ったところ、その状況に近づける可能性も示されたという興味深い結果が記されている。

会場で体験するほかに、スマートフォンで利用可能な「おうちでととのう宇宙ラウンジ」でどこでも宇宙空間の映像と気分に合わせたBGMからととのうを体験することも可能。


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『ととのう宇宙ラウンジ』
期間:2022年12月5日(月)~2023年3月31日⁠(金)※予定
時間:10:30~19:15(最終受付 18:35)
会場:GINZA 456 イベントフロア1F
料金:無料 ※事前予約必須