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鉄腕アトムとNFTで地域創生!NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)Founder/CEOのRIOさんにお話を伺いました【連載】NFTが起こすデジタルアートの流通革命(15)
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  • 2022.02.28
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鉄腕アトムとNFTで地域創生!NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)Founder/CEOのRIOさんにお話を伺いました【連載】NFTが起こすデジタルアートの流通革命(15)

足立 明穂

ITトレンド・ウォッチャー、キンドル作家

シリコンバレーで黎明期のインターネットに触れ、世界が変わることを確信。帰国後は、ITベンチャー企業を転々とする。また、官庁関係の仕事に関わることも多く、P2Pの産学官共同研究プロジェクトでは事務局でとりまとめも経験。キンドル出版で著述や、PodcastでITの最新情報を発信しつつ、セミナー講師、企業研修、ITコンサル業務などをおこなうフリーランス。

新刊発売中!『だれにでもわかるNFTの解説書』(ライブパブリッシング刊)
キンドル本『NFT解説本』
Podcast番組『週刊ITトレンドX』

拙著「だれにでもわかるNFTの解説書」(ライブ・パブリッシング刊)が発売されて3カ月になりますが、ジュンク堂大阪本店では未だにビジネス書のランキング3位に位置しています。代官山蔦屋書店のスターバックスでもおススメ本として置いてあると知人から写真を送ってもらいました。いまだに売れ続けているので、NFTの広がりを感じます。

さて、今回は、誰もが知っている鉄腕アトムとNFTで地方創生を行うとしているNOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)Founder/CEOのRIOさんに取材したので、その内容をお伝えします。

【史上初】『鉄腕アトム』NFTメタバースゲーム化!全国の自治体と提携 世界的キャラクター、最先端テクノロジー、日本のご当地の融合

鉄腕アトムは、世界でも知られているキャラクター。このキャラクターのNFTというだけでも大きな話題になるのですが、さらにそこに地方創生を組み合わせるというアイデア、そして、それを実行できるなんて想像できないプロジェクトです。その辺の貴重な裏話も伺うことができました。

NOBORDER.z FZEは、国境を無くして人々が集えるのを目指す

まずは、プレスリリースに出てくる会社やサービス名について伺いました。それぞれを簡単にまとめると、このようなお話でした。

・NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)

国境も関係なく人々が集って仕事を進めていくことを目指していて、ドバイに本社があり、インドやパキスタンに開発会社があります。パートナーシップとしてアメリカ、中国、日本にマーケティング展開をおこなっています。

・XANALIA(ザナリア)

後述するメタバースXANA(ザナ)に対応したNFTマーケットプレイス。それだけでなく、ウルトラマンや葛飾北斎、オーロラ写真家として世界に知られている田中雅美氏の作品など、有名な作品も扱っています。イーサ、マティック、バイナンスチェーンだけでなく、クレジットカードでの購入にも早くから対応しており、キプロスにあるXANALIA LIMITEDが運営しています。

・XANA(ザナ)

最初からNFTと結びついたアイテムが扱えるメタバース。現状は期間限定でオープンしていて、フジサンケイグループとNFTアワードの展示会を行っている。単にNFTアイテムをやりとりするだけでなくコミュニティを発展させることを意識している。来月には、一般ユーザも利用できるようにリリース予定。

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・NFTDUEL(NFTデュエル) 

NFT化したトレーディングカードを使ったゲーム。特定のキャラクターで作られているわけではなく、ゲームのプラットフォームになっているのでさまざまなIP(知的財産)を軸にして参入できるようになっています。また、XANAのメタバース内で遊べるので、ゲームを中心としたコミュニティが形成されてゲームの世界観を共有しやすい。

このところ出てくる企業が、マーケットプレイスだけ、メタバースだけ、NFTゲームだけというのが多いのですが、NOBORDER.z FZEは、それらすべてを提供しており、だからこそすべてを連動して一気に展開できるというのが大きな強みであると感じました。

最初は、鉄腕アトムと地方創生は、別々の案件だった

世界に通用する日本ならではのキャラクターを探していて、かなり早期から手塚プロダクションとは話をされていたそうです。手塚プロダクションは常に新しいことに挑戦している会社で、NFTについてもすでに昨年から利用されていたので話は進めやすかったとのこと。

一方、株式会社JTBと株式会社ジェーシービーの合弁会社である株式会社J&J事業創造とは、別の案件での話をしていたそうなのですが、地方創生という意味で日本国内だけでなく海外からも観光客を呼び込むことを考えると、鉄腕アトムと地方の名勝、そこにNFTゲームを組み合わせるのが面白いことができそうだと考えたそうです。

実際、今回のプロジェクトを発表すると海外からも、「日本の有名なキャラクターである鉄腕アトムと、地方自治体とコラボして、NFTゲームにするというのは、よくできたね!」と驚かれたそうです。お役所がお堅いというのは世界共通ということで、そういうところとマンガのキャラクターとを組み合わせる、さらに最先端のNFTを利用するというのは、世界でも珍しいプロジェクトになります。

次ページ:「プロジェクトを進めること自体は、みなさん協力的。難しかったのは・・・」

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