ITEM | 2021/09/17

福井の職人による、メスティンサイズの「極厚鉄板焼肉セット」。ひたすら旨い肉を味わうために開発

文:FINDERS編集部
厚さ9mmの鉄板が肉の旨味を閉じ込める
古くからものづくりが盛んな福井県。伝統工芸品も数多...

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文:FINDERS編集部

厚さ9mmの鉄板が肉の旨味を閉じ込める

古くからものづくりが盛んな福井県。伝統工芸品も数多くあり、特に鯖江のメガネフレームは国内シェア率90%以上とあまりにも有名だ。そんな福井で活躍する5人の職人が、ただただ「外で旨い焼肉を味わう為」だけに開発したキャンプ道具がある。それがunumPlateの「極厚鉄板焼肉セット」だ。

彼らは5つのアウトドアアイテムを開発し、さらにそれをすべてメスティンに収めることに成功した。ちなみに、メスティンはそのコンパクトさから近年はソロキャンパーにも非常に人気が高い万能アウトドアクッカー。煮る・蒸す・揚げる・炒める・炊くの調理がこれ一つで完結する。

中でもこだわりは、年間1万トンの鉄を切断加工する鉄のプロフェッショナルが考案したメスティンサイズの鉄板。お肉を美味しく焼くためには鉄板の「蓄熱量」が重要なのだという。何度も試作を繰り返し行き着いたの厚さが「9mm」。メスティンサイズでも十分に蓄熱することが可能になった。しっかり熱を蓄えた鉄板はお肉の表面を一気に焼き締め、旨味を閉じ込める。

鉄板のデザインは2種類あり、スジミゾ(焼き目が付くタイプ) とウチミゾ(フチがあるタイプ)とが好みで選べる。どちらも削り出しで形成されており、加工面も美しい仕上がりだ。

テフロンなどの樹脂コーティングはされておらず、代わりにショットブラストというで表面に細かな凹凸を形成することで、油馴染みをよくしている。シーズニングも不要で使えば使うほどくっつきにくくなり、鉄本来の美しさや性能が引き出され道具への愛着が湧くに違いない。

勿論鉄板だけでは肉は焼けない。チタン製の専用の五徳は三角形の簡単な組み立て式で、固形燃料とアルコールバーナーに対応している。細かな加工技術を生かしたロゴのくり抜き部分からは炎のゆらぎを見ることができ、食事の気分をさらに盛り上げてくれる。

さらには鉄板と同じサイズの木皿も用意されている。ウォールナット、チェリー、オークの3種類から選ぶことができ、それぞれ表情が違うので手持ちのキャンプ道具と色味を揃えるのも楽しいだろう。

他にはケースにもなるミトン、チタン製の専用スクレーパーも用意され、全てをメスティンに入れてコンパクトに持ち運ぶ事が可能。荷物に制限があるソロキャンパーには非常に嬉しい設計だ。

極厚鉄板焼肉セットはMakuakeから支援することができ、それぞれ単品で入手することもできる。made in 福井のキャンプギアで、この秋最高に旨い肉を味わってみてはどうだろうか。


支援はこちらのページから↓
キャンプでもおうちでも!メスティンに収まるコンパクトな「極厚鉄板焼肉セット」誕生