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2年間、毎日4缶のエナジードリンクを飲んでいた21歳大学生。心不全になり集中治療室へ
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  • 2021.04.23
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2年間、毎日4缶のエナジードリンクを飲んでいた21歳大学生。心不全になり集中治療室へ

Photo by Shutterstock

文:山田山太

仕事や勉強に疲れた時、ついつい手を伸ばしてしまうエナジードリンク。近年さまざまなブランドの商品が登場し、コンビニなどで手軽に手に入れられることもあってか、日常的に口にする人も少なくない。

しかし、そんなエナジードリンクを過剰に飲みすぎた男性の顛末が、医学雑誌『BMJ Case Report』で今月報告された。

震えや動悸で日常生活に支障

イギリスに住む21歳の大学生の男性は、激しい息切れと体重減少に悩まされるようになり、その症状は約4カ月にわたって続いた。男性は病院へ受診し、集中治療室での治療を含む58日間の入院生活を送ることになった。

診断の結果、男性の心臓と腎臓が正常に機能おらず、臓器移植を検討されるほど事態は深刻化していた。医師はエナジードリンクの過剰摂取の可能性が高いと結論付けた。

『Sky News』によれば、実はこの男性、2年間、160mgのカフェインを含む500mlのエナジードリンク缶を、毎日4本飲んでいたという。男性は当時を振り返り、「1日4本、エナジードリンクを飲んでいた時は、震えや動悸に悩まされ、日常生活や大学での勉強に集中することができませんでした」と語った。そして、「私はエナジードリンクを飲まないと、しばしば重度の偏頭痛に苦しんでいました。仕事をしたり、公園でのんびりしたりすることが出来ませんでした」と続けた。

また、「エナジードリンクとその内容物の影響について、もっと認識を深めるべきだと思います。非常に中毒性が高く、幼い子どもたちにはあまりにも手に入れやすいと思います」と明かした。

次ページ:エナドリの市場規模は国内で拡大

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