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「医学的に誤った処置も…」ジコチュー院長に限界の52歳助産師に、ムンロ王子が伝えた解決策とは?【連載】ムンロ王子の当たりすぎるタロット人生相談(6)
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  • 2020.12.17
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「医学的に誤った処置も…」ジコチュー院長に限界の52歳助産師に、ムンロ王子が伝えた解決策とは?【連載】ムンロ王子の当たりすぎるタロット人生相談(6)

ムンロ王子が説く「雇われて仕事をすること」とは

さて、傲慢な院長、混沌とした職場といった状況を見ると、単純に辞めちゃえばと言いたいところだけど、「対策」にアドバイスとして「楽しみなさい」と出ているわ。しかもCamiuさんにとって有利な戦いになるわけだから、もうちょっとがんばってみたらいかがかしら。

ご主人はあと3年で定年退職ということですが、Camiuさんとしては志を持って42歳で助産婦の資格を取ったわけよね。今から10年前、子どもがまだ小学生の時に資格を取るために、看護大学に通って資格を取ってるくらいだから、キャリア志向の強い人よね。しかもそれから6年のキャリアを経ているので、それなりにベテラン。だから有利なんです。Camiuさんに「辞めてくれ」なんて院長は絶対言わないはずよ。貴重な人材ですからね。

確かにこういう人命を扱う職場にいると、いろんな問題が見えてくると思うわ。だけど、医療現場において正解なんてなくて、ましてやCamiuさんが院長を変えられるわけではありません。今のクリニックに関しては、労働がきついというより、院長のやり方が許せないわけよね。今後転職したとして、今度はもっと仕事がきつかったり、安い給料でこき使われる可能性だってあるわ。

院長が夕方早い時間にお産を終わらせた理由はわからないけど、もしかしたら大事な理由があったのかも知れないし、無理な処置をしているということだけど、一応院長はれっきとしたとした医者なので、その判断を尊重するべきだと思うの。

雇われて仕事をするということは、雇い主のアシストも当然含まれます。どんなに院長を批判しても、何か問題が起きたらすべての責任は院長にあって、Camiuさんは何ら責任を取る立場にないわけです。

確かにCamiuさんの仕事に対する意識や意気込みは素晴らしいと思います。だけど、仕事をすることはボランティアじゃないからね。もちろん、クリニックでいえば患者さんが大事だけど、大前提としては、雇い主に利益を生まなきゃいけないわけだから。職場でのさまざまなことをCamiuさんが納得行かないのは、ポリシーの違いだから仕方ないわ。

上司である院長がやってることについて、自分の意見を押し付けたり、非難したりするのは、親の悪口を言うのと似てるんです。残念ながら、どんなに親が悪くても、その人たちから産まれてるあなたはその人を超えることはできないんです。もちろんまったく批判しちゃいけないわけじゃないし、イエスマンであれとは言わないけど、やっぱり雇われている側は雇い主に対する感謝の気持ちが、まずは大事だと思うの。

一般企業でもよくある話です。例えばしょっちゅう会食している社長を見て、従業員は「夜な夜な飲み歩いてる」「遊んでる」なんて言いがちだけど、社長は遊んでるわけではなく、クライアントになり得る相手に接待してるんです。業務の一環なわけだから、そもそも社長は従業員にそんなことを言われる筋合いはないわけなんです。

まずは働かせてもらってることに感謝。それでも不満が払拭できないなら辞めるしかないけど、一応この院長も、癖はあるけれども、人の上に立って自分の看板で責任を持ってがんばってることを理解してはいかがかしら。院長の仕事のやり方に不満があるだけなら、院長の言う通りにしておけば、軋轢もなく問題もないはずよ。

家庭を不安定な状態にしないためにも、双子のお子さんが大学に入学するまでの期間は子育て優先するべきね。今は動くときじゃないと思うわ。あと3~4年間働けば助産師として10年のキャリアになるわけだし、院長の嫌な部分には目をつむって、しばらくしたら「ありがとうございました。お世話になりました」ということで円満に辞めて、次のステップに進むことをおすすめします。


本連載は今回を持って最終回となりました。今までご愛読いただき、誠にありがとうございました。

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