LIFE STYLE | 2020/06/04

Zoomでの授業で画面共有機能を使った大学教授、ブラウザに卑猥なブックマークが映り込み解雇に

Photo By Shutterstock
文:yutarou
テレワークでのオンライン会議では欠かせないツールとな...

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文:yutarou

テレワークでのオンライン会議では欠かせないツールとなりつつあるZoomには、画面共有機能がある。自分のパソコンに表示されている画面を相手に表示できる機能で、プレゼンなどに活用される。

そんな中、大学のオンライン授業で、Zoomの画面共有機能がきっかけで、解雇される事態に発展したと、SNS上で話題となっている。

数時間で80万再生を記録

アメリカのマイアミ大学では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月23日からすべての授業をオンラインで行っていた。ビジネス分析を教えるジョン・ペグ・チャン教授も、Zoomの画面共有機能を使い、授業を進めていた。すると、チャン教授が画面共有したブラウザの中に「巨乳女子大生」という卑猥なブックマークが映った。

このブックマークを見つけた学生は、このブラウザをズームインする動画を撮影し、TikTokに投稿した。するとこの8秒間の動画は、数時間で80万回もの再生を記録。さらに翌日、このTikTokのスクリーンショットはInstagramでもあっという間に拡散された。

チャン教授は、次の授業で「なぜこのようなことが起こったのかわかりません」と語り、学生に向けて謝罪。そして、この一件を「調査中」とし、リンクをシェアしないようメールで伝えた。

TikTokに投稿した学生もコメント

チャン教授はその後数回授業を行ったものの、4月に大学を解雇された。チャン教授の受け持っていた授業は現在、すべて別の教授が割り当てられているという。

大学側は取材に応じておらず、「不適切な言動やセクシャルハラスメントに関するすべての苦情を積極的に調査している」という声明を出した。

TikTokに投稿した学生は「こんなに注目を集めることになってしまい、申し訳なく思っています」と学生新聞『Hurricane』に語った。「私はチャン教授が仕事を失うことを望んでいません。大丈夫だと思っていました」とも。

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