FINDERS

ベッドから棺桶に早変わり!ダンボール製のベッドがコロンビアで開発。生分解性で環境に配慮
  • SUSTAINABLE
  • 2020.05.20
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • はてブ!

ベッドから棺桶に早変わり!ダンボール製のベッドがコロンビアで開発。生分解性で環境に配慮

文:ちゃいよー

新型コロナウイルスの感染が世界中に拡大する中、急増する感染者にベッドや棺桶の数が足りなくなっている。これまでにおよそ1万7000人の感染者が報告された南米のコロンビアも、そんな状況に陥る国のひとつ。

この状況を解決するため、コロンビアの企業が安価でエコロジーなベッドを開発したと、話題を集めている。

きっかけはエクアドルの貧困層

コロンビアの広告会社「ABCディスプレイズ」は、ダンボール製のベッドを開発。このベッドは、感染者が亡くなった場合、そのまま棺桶として利用することができる。『AP』によると、体重150kgまでの患者に対応しており、価格は85ドル(約9200円)。民間の病院と協力し開発したが、ベッドが不足する可能性が高い救急病院での利用を望んでいるという。

また、『RUPTLY』によると、このベッドは生分解性の機能があり、微生物によって分解されるので、環境にも配慮しているという。

このベッドが発案されたのは、同社のマネージャーのロドルフ・ゴメス氏が、エクアドルの貧困層を目撃したからだ。エクアドルの都市グアヤキルでは、新型コロナウイルスの患者が急増し、多くの人が家族を失った。しかし、木製の棺桶を手に入れることが出来ず、ダンボール製で代用していた。

「貧しい家庭では、棺桶を買うお金がない」と語るゴメス氏。アマゾナスにこのベッドを10個寄付する予定だが、現在商品化されるかは不明で、発注もまだ来ていないという。

次ページ:専門家から安全性について忠告も

1 2 >
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • はてブ!

SERIES

  • FINDERS RADIO|米田智彦がホストを務めるポッドキャスト番組
  • 青木真也の物語の作り方〜ライフ・イズ・コンテンツ|青木真也|総合格闘家
  • 高須正和の「テクノロジーから見える社会の変化」|高須正和|Nico-Tech Shenzhen Co-Founder / スイッチサイエンス Global Business Development
  • ハズさない!接待メシ
  • マッキャンミレニアルズ松坂俊のヘンなアジア図鑑|松坂俊|トイエイト 創業者/CCO マッキャンマレーシア、デジタル クリエイティブ ディレクター
  • オランダ発スロージャーナリズム|吉田和充(ヨシダ カズミツ)|ニューロマジック アムステルダム Co-funder&CEO/Creative Director