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  • 2020.05.05
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京都・丹後が誇る国内ナンバーワン絹織物「丹後ちりめん」が、「TANGO OPEN」として世界に船出! プロジェクトの全容とは?

1720年に誕生し、約300年もの歴史を持つ京都・丹後の絹織物「丹後ちりめん」。

一般的には着物の高級生地として広く知られているが、実は、光沢があるもの、螺鈿タイプなど、実にさまざまな色彩とバリエーションを持つ。

そんな丹後で培われた類い稀な織物技術を世界に発信するプロジェクト「TANGO OPEN」が、このほど始動。

その仕掛け人である、丸の内ハウス事務局 統括マネージャーの玉田泉氏、ディスコブームを牽引し、伝説のクラブ「GOLD」の仕掛け人でもある佐藤としひろ氏、それからブランドロゴを担当したデザイナーの北川一成氏に話を聞いた。

日本が誇る京都・丹後の絹織物は今後、どのように世界に発信されるのか?

取材・文:庄司真美 写真:織田桂子

さまざまなバリエーションがあり、多様な色彩、手触りを持つ丹後の絹織物。(TANGO OPEN公式サイトより)。

玉田泉

丸の内ハウス事務局 統括マネージャー/オフィス泉 代表取締役

1982年三菱地所入社。退職後の2005年に環境をテーマにした「大手町カフェ」立ち上げのために三菱地所(株)都市計画事業室に復帰し、2006年に「グッドデザイン金賞」「環境大臣賞」を受賞。2006年より「丸の内ハウス」統括マネージャーとして立ち上げから担当。「街のゲストハウス」をテーマに東京のもっとも感度の高いフロアを目指し、イベントや情報発信・コニュニティ作りを仕掛け、脚光を浴びる。独立後は丸の内ハウスの統括マネージャーを務めるとともに、日本各地の地域ブランディングに携わる。

佐藤としひろ

株式会社 テーブルビート代表取締役

新宿「ツバキハウス」を筆頭に、六本木「玉椿」「THE BEE」などを手掛け、ディスコブームを牽引。独立後、ファッションビル「VIVRE」のプランニング、原宿「クラブD」、赤坂アークヒルズ「ADコロシアム」、六本木「トゥーリア」、芝浦の伝説のクラブ「GOLD」を開業。2007年には新丸ビルで「生産者と消費者をつなぐ役割」をテーマにした「MUS MUS」とオフィスワーカーの交流の場所として「来夢来人」をオープン。

北川一成

GRAPH代表取締役/ヘッドデザイナー

1987年筑波大学卒業後、GRAPH(旧:北川紙器印刷株式会社)入社。“捨てられない印刷物”を目指す技術の追求と、経営者とデザイナー双方の視点に立った“経営資源としてのデザインの在り方”の提案により、地域の中小企業から海外の著名高級ブランドまで多くのクライアントから支持を得る。JAGDA、ADC、TDC会員、京都府立大学非常勤講師、筑波大学非常勤講師、桑沢デザイン研究所講師。

丹後の絹織物を世界的に発信し、育成する「TANGO OPEN」

まるで丹後半島から望む美しい海を思わせる七色に輝く光は、貝殻のきらめきによるもの。日本古来の螺鈿細工を応用し、丹後の伝統技法で織り込まれている。

―― そもそも「TANGO OPEN」を始動した経緯は?

玉田:私と佐藤さんは京都の日本海側エリアのブランディングを手がけていまして、その中で約300年の歴史を持つ丹後の織物がこの先の300年も続くために、改めてブランディングを依頼されたのが始まりです。

京都・丹後は国内最大の絹織物の産地ですが、最盛期を経て時代とともに着物を着る人が少なくなり、生産量が減少してきているのが現状です。私も丹後に行ってみて初めてわかったのですが、「丹後ちりめん」とひと口に言っても、強撚糸(※)を入れてよりを作ったデコボコした生地だけでなく、実にさまざまな種類がある多様な織物が丹後で織られています。

※強い撚りをかけた糸のこと。丹後ちりめんは1mあたり約3000回ほどの撚りをかけた生糸を使うことで生地に細かい凸凹状の「シボ」を生みだしている。

ちりめんではないものも含めて丹後で織られている織物の総称として一般的によく知られている「丹後ちりめん」が使用されているのが現状です。そこで、丹後におけるさまざまなクオリティの高い技術を冠した総称を「TANGO OPEN」に集約しようというのが、狙いです。

「TANGO OPEN」プロジェクトのブランディングを手がける、丸の内ハウス事務局 統括マネージャーで、オフィス泉 代表取締役の玉田泉氏。

佐藤:そもそも産業とは単純に生まれるものではなく、土地の環境や歴史が複雑にからみ合い、あらゆる文脈があって生まれます。だからこそ、歴史や背景をきちんと捉えた上で伝える必要がありました。

特に丹後の織物は「ちりめん」の技術が伝わる以前から約1300年の歴史があり、そこが非常に重要なので、商品のPRだけでなく、そこに裏打ちされたあらゆる歴史的な背景や文脈を含めたブランディングが必要だと考えました。

そこで今後、京都・丹後が誇る技術やプロダクトを世界に向けて発信するためにも、丹後の織物のシンボルとなるブランドロゴが必要ということで、グローバルにも活躍するデザイナーの北川一成さんにご相談する経緯となりました。

(次ページ)丹後地方で育まれた丹後の絹織物と歴史は?

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