EVENT | 2024/10/19

日本科学未来館 イグ・ノーベル賞公式イベント
を11月17日(日)に開催

恒例の 「紙飛行機とばし」 も参加者とともに実施
イグ・ノーベル賞公式ビジュアル ©Improbable Research  

FINDERS編集部

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今年の受賞者らに加えノーベル賞の梶田隆章氏も登壇 

日本科学未来館は、イグ・ノーベル賞公式イベント 「Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN」 を2024年11月17日(日)に開催する。今年イグ・ノーベル賞を受賞された武部貴則氏、さらにはノーベル賞受賞者の梶田隆章氏などが登壇、受賞研究の解説のほか、研究者を志したきっかけや研究の魅力、科学に対する情熱について話しを伺うイベントだ。オープニングには、イグ・ノーベル賞イベントで恒例の 「紙飛行機とばし」 も登壇者と参加者が一緒に行う予定だ。

人々を思わず笑わせ、そして考えさせてくれる ─ そんな研究をした約10のグループや個人に毎年贈られるイグ・ノーベル賞。今年で34回目を迎え、18年連続で日本人研究者が選ばれていることもあり、日本でもなじみのある賞になりました。「Ig Nobel Face-to-Face」 は米国で昨年から始まったイベントで、本イベントはその日本版です。「素朴な疑問から始まる科学」 を伝え、科学・技術の面白さや奥深さを共有することを目的として開催されている。

登壇者は、「多くの哺乳類にお尻から呼吸する能力があることを発見した研究」 で今年のイグ・ノーベル賞を受賞された大阪大学・東京医科歯科大学の武部貴則氏「電気刺激で味覚を変える実験」 で昨年受賞された明治大学の宮下芳明氏「円柱形つまみの回転操作における指の使用状況についての研究」 で2022年に受賞された松崎元氏に加えて、本家のノーベル物理学賞を2015年に受賞された東京大学の梶田隆章氏らが参加。

また武部貴則氏は、未来館併設の研究エリアで研究プロジェクト 「ヒューマン・オルガノイド」 プロジェクトを主宰、梶田隆章氏は2025年春に公開予定の 「宇宙と素粒子」 をテーマにした常設展示の総合監修者であり、未来館に関わりの深い研究者だ。

昨年のイベントの様子 (紙飛行機とばし)

イグ・ノーベル賞公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN」
開催日時:2024年11月17日(日) 13:00~15:00
開催場所:日本科学未来館 7階 未来館ホール
定員:150人 (事前申込制、先着順)
対象:小学校高学年以上推奨
主催:日本科学未来館
参加費:無料 (入館料も不要)  ※常設展や特別展、ドームシアターの鑑賞は別料金
イベントページ:https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202411173682.html