六本木ヒルズ展望台で迎える、心静かに始まる一年の 「空の時間」
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで、新年の恒例となった新春イベント 「天空のはつみそら2026」 が、12月26日(金)から1月12日(月・祝)まで開催される。海抜250メートルの高さに位置する全面ガラス張りの空間は、冬ならではの澄んだ空気に包まれ、東京の街並みが一望できる特別な場所だ。
今年は初日の出の特別営業をはじめ、書道家・万美氏による作品展示、書初め体験、そして人気講師による 「天空の初ヨガ」 など、多彩な企画が新しい一年の始まりを彩る。
今年も1月1日(木)には 「初日の出特別営業」 も行う。東京タワーやお台場を望む東京湾方面から昇る朝日は、早朝の街に静かに色を落としながら訪れる人に深い余韻を残す。視界が開ける展望台では、天候に恵まれれば新宿方面の雪化粧をまとった富士山まで見渡すことができ、都会の中心とは思えないほど雄大な光景が広がる。15区画限定での販売となる特別枠は、SNS上でも例年 「一生に一度は見たい眺め」「ここで年を越したい」 といった声が多く寄せられ、今年も人気を集めそうだ。
会期中は、新春の空気をまとった書道作品が展示エリアを飾る。古典を基盤に多様なカルチャーを結びつける書道家・万美氏による力強い作品は、空間の広がりと相まって新年の雰囲気を引き締める存在となる。制作時のパフォーマンス映像も上映され、書が生まれる瞬間の緊張感と躍動を間近で感じられる。
さらに、東京大学書道研究会の講師による 「書初め体験ワークショップ」 も実施される。絶景を前に筆を走らせる特別な時間は、訪れた人が一年の抱負と向き合う静かな契機となるだろう。
もうひとつの目玉は、展望台の開放感を生かした 「天空の初ヨガ」。清々しい朝日を浴びながら、都心の景色を背に呼吸を整える体験は、都市の喧騒を忘れさせる穏やかな時間だ。HANAE氏、梅澤友里香氏といった人気講師による特別レッスンが用意され、今年も申し込み開始と同時に話題となりそうだ。
ショップでは、新年にちなみ 「だるま」 をテーマにした企画も展開される。山口さくら氏の豆だるまや、ペーパークラフトの 「KAKUKAKU だるま」 など、現代的な感性を加えたアイテムが並び、ギフトにも選びやすいラインナップとなっている。
また、同フロアのギャラリースペースでは、エヴァ30周年記念展 「ALL OF EVANGELION」 も開催中だ。展望台の景色とともに、シリーズの膨大な制作資料や原画を巡ることができ、新春の来場者にとってはもうひとつの見どころとなる。
新たな年を、都市の空に最も近い場所から迎える 「天空のはつみそら」。静かな高揚とともに一年の始まりを味わう時間が、今年も多くの人を六本木の空へ誘うだろう。
天空のはつみそら2026
期間:2025年12月26日(金)~2026年1月12日(月・祝)
場所:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
公式サイト
https://tcv.roppongihills.com/