世界中で猛暑が続く今夏、旅行者の関心が集まるのは「ビーチ」
世界各地で異常な暑さが続く2025年の夏、旅行者の検索行動からも「涼」を求める傾向が鮮明になっている。米国時間7月31日にAirbnbが公開したランキング「The top 10 trending beach destinations to beat the end of summer heat」によると、世界中で注目度を増しているのはビーチリゾートであり、日本からは福岡がランクインした。
この調査はPanterra Researchの消費者アンケートやAirbnbの検索データに基づくもので、次の旅行先として「ビーチ」を選んだ人は回答者の半数近くに上ったという。Airbnbは、アメリカ北東部ロードアイランド州のブロック島やスペイン・アンダルシア地方のコニル・デ・ラ・フロンテーラ、イタリア・パレルモなど、世界各地の人気急上昇中のビーチタウンを紹介している。

今夏、検索数が前年比で約160%急増したブロック島。米国北東部の特に注目される旅行先として浮上している。ゲストは砂丘に沿った道を北灯台までサイクリングしたり、アザラシを見つけたり、マンションビーチやコーストガードビーチなどの静かなビーチを楽しむことができる。

アンダルシアののんびりとした大西洋沿岸に位置するコニル・デ・ラ・フロンテーラにも旅行者の注目が集まっており、今夏、検索数が前年比で140%を超える増加を記録。プラヤ・デ・ラ・フォンタニーリャのような家族向けのビーチから、カラス・デ・ロシェのような人里離れた入り江まで、この旅行先は、行く先々で輝く日差しと透明度の高い海を思い切り堪能できる。

セレブに大人気の旅行先。市内中心部のすぐ近くに、豊かな歴史とカリブ海のような青く美しいビーチが点在する海岸線がある。今夏、シチリア州の州都であるパレルモの海岸に対する検索数は90%を上回る増加を示した。きめ細かい砂と透き通った海水で有名なモンデッロ、静かな入り江を訪れたい人、最高のシュノーケリングを楽しみたい人にとっては楽園のようなカーポ・ガッロ自然保護区、穏やかな海でのんびりとパドリングしたり、リラックスしたりしたい人に最適なイーゾラ・デッレ・フェンミネなど、お好みのビーチを選ぶことができる。
今回日本から選ばれたのは福岡は、市内からアクセス可能なビーチは12か所以上あり、シーサイドももち海浜公園のような賑やかなスポットから、能古島の静かな砂浜まで多彩な表情を見せる。夏の検索数は前年に比べて50%以上増加しており、国内外の旅行者から「夏の海辺の休暇地」として注目を集めている。ウィンドサーフィンや海水浴、海岸沿いに沈む夕日を眺めるひとときなど、都市と自然の両方を楽しめる点が支持を広げているようだ。
「糸島STAYxCafe、海に沈む夕日を楽しもう」
https://www.airbnb.com/rooms/1086108292579239300

尚、ランキングには、ブラジル・サクアレマやフランス・オスゴール、イギリス・ノーサンバーランド、アメリカ・カリフォルニア州ビッグベアレイクやテキサス州ポートアランサス、メイン州ポートランドなどが名を連ね、国際的にも多様なビーチカルチャーの広がりを示している。
The top 10 trending beach destinations to beat the end of summer heat
調査基盤:Panterra Research消費者調査およびAirbnb検索データ
選出地:ブラジル・サクアレマ、米国ロードアイランド州ニューショアハム、スペイン・コニル・デ・ラ・フロンテーラ、イタリア・パレルモ、フランス・オスゴール、イギリス・ノーサンバーランド、日本・福岡、米国カリフォルニア州ビッグベアレイク、米国テキサス州ポートアランサス、米国メイン州ポートランド
Airbnb
https://www.airbnb.jp/