100年を経ても色あせないデザイン哲学
現代の建築・デザイン界に絶大な影響を与え続けるバウハウス。その精神を受け継ぐ家具ブランド ｢TECTA (テクタ)｣ の企画展 ｢TECTA MIT MARUNOUCHI -バウハウスとテクタの名作家具展-｣ が、2025年2月22日から4月20日まで東京･丸の内のアクタス丸の内店で開催される。バウハウスのオリジナル家具11点をはじめ、その思想を現代的に解釈したTECTAのオリジナル家具が一堂に会する
バウハウスの遺産を現代に継承するTECTA
1972年に創立されたTECTAは、バウハウスを代表する数々の名作家具を復刻し続けてきた。ヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤーらが手がけたチェアなど、約100年の時を経てもなお色あせることのない機能美を持つ家具たちが、本展では実際に座ることもできる。
また、TECTAの創業者アクセル・ブロッホイザー会長と親交が深かった20世紀の偉大な建築家ジャン・プルーヴェとの協業の歴史も紹介され、バウハウスやプルーヴェのDNAを受け継ぐTECTAのデザイン哲学を深く理解できる内容となっている。
現代に蘇るバウハウス校長室
また本展の特別企画として、インテリアスタイリストの作原文子が ｢もし現代にバウハウス芸術学校が蘇ったら…｣ をテーマに、TECTAのプロダクトを使用して現代的な解釈で表現した校長室 ｢現代に蘇るバウハウス校長室｣ も開催される。100年の時を超えてもなお色褪せないバウハウスのデザイン哲学を体現している。
本展は、3月19日から国立新美術館で開催される ｢リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s｣ に先駆けて行われるもので、TECTA社の魅力を伝えるとともに、バウハウスから受け継がれる機能美と、時代を超えたデザインの普遍性を体感することができる。
是非この機会に会場を訪れてみてはいかがだろうか。
TECTA MIT MARUNOUCHI -バウハウスとテクタの名作家具展-
会期：2025年2月22日(土)～4月20日(日)
時間：11:00～21:00 ※日・祝は20:00まで
会場：アクタス・丸の内店 (東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 3F)
入場：無料
特設サイト
https://www.actus-interior.com/news/tecta2025/