BUSINESS | 2024/06/17

「健康や観光を通しよりよい社会実現を目指して」日本ヘルスツーリズム学会が設立準備研究会を開催

2024年7月10日(水)、石川県小松市 サイエンスヒルズこまつ(わくわくホール)にて

FINDERS編集部

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • line

日本ヘルスツーリズム学会 設立準備研究会の開催について

一般社団法人日本ヘルスツーリズム学会は、2024年7月10日(水)にサイエンスヒルズこまつ わくわくホールにおいて、「日本ヘルスツーリズム学会設立準備研究会」を開催する。

一般社団法人ヘルスツーリズム学会は、健康や観光および関連する各種分野において、科学的・学術的な領域の拡大と研究を通して、健康課題の解決や観光商品の開発、地域活性化につながることを目的としており、日本ヘルスツーリズム学会の運営事務局として本年4月に法人化しており、設立準備研究会を通して議論を重ね、1年後に学術会議の申請をする予定だという。

「ヘルスツーリズム」とは、旅を通して地域資源や文化・歴史・風土などに触れ、旅先での健康づくり体験や観光などを通して、癒しやリフレッシュ、積極的健康づくり、NCDs(非感性性疾患)の予防や改善など健康への気づきになる新しい旅のスタイルで、安心安全で健康につながる旅としての魅力から企業や個人、海外からの訪問客にとっても期待されている分野だ。

しかしながら、ヘルス(健康)とツーリズム(観光)を掛け合わせたこのヘルスツーリズム、市場ニーズはあるものの、実際にはそれぞれ専門領域が異なることもあり、産業分野でも研究・教育分野でも専門職や研究者、従事者も少ないのが現状で、双方を整理しつつ、一つの領域として確立させる必要があった。

そこで、日本ヘルツーリズム学会では、幅広い分野において健康課題の解決や地域活性化などに視点をあて、産業分野や研究分野、教育分野などでの普及やサポートを通してマーケットの拡大と、科学や学術的観点からの研究によるエビデンスの蓄積、学術的なサポートを目的とした活動を行って行く予定だ。

ヘルスツーリズムは、健康立国や観光立国を掲げるわが国の制度としての、厚生労働省所管の宿泊型新保健指導での利用や経済産業省の健康経営優良法人の実践の場として、また、「住んでよし訪れてよし」の観光庁施策として活用できる。さらには、WHOのWell-beingや国連のSDGsの課題解決にもつながるという。

日本ヘルスツーリズム学会では、国内外を問わず、観光や健康はもちろん環境、交通、医療、スポーツ、美容、衣食住などもあらゆる分野に関わり、自然環境や経済はじめ、地域の受入体制、担い手などなど整理・解決すべき多くの課題に対し貢献していきたいとしている。

尚、今後の具体的な予定としては、定期的に日本ヘルスツーリズム学会設立準備研究会を開催し、情報交換や研究等を通して、個人や企業様などの研究会参加を募りながら、1年後に日本ヘルスツーリズム学会の登録を行う予定だ。その他学会大会開催や学会誌の発行、専門教育、各種学会認定なども行っていく。

詳細については、ホームページまたは事務局まで問い合わせして欲しい。


開催概要

日本ヘルスツーリズム学会設立準備研究会

日時:2024年7月10日(水)  10:30~17:00
場所:サイエンスヒルズこまつ(わくわくホール)
   石川県小松市こまつの杜2番地TEL0761-22-8610
    ※JR小松駅より徒歩3分
テーマ:「健康や観光を通しよりよい社会実現を目指して」
募集対象:・健康や観光に興味の関連のある方。
     ・健康や観光に関する研究や教育関係者および学生
     ・健康関連産業、観光関連産業、健康や観光に関する全ての分野の方々など。
参加費:無料(一般も参加可能です)
参加申込:専用WEBサイトより申込 https://japanhealth-s.jp/news/94/
定員:150名
後援:小松市(予定)
主催:一般社団法人日本ヘルスツーリズム学会
URL:https://japanhealth-s.jp/

問い合わせ先
一般社団法人 日本ヘルスツーリズム学会 事務局
108-0014東京都港区芝五丁目27番6号 泉田町ビル5階((株)イーサイド内)
jhs-office@japanhealth-s.jp