焙煎温度を変えて香りを描き分ける、慶州60年の搾油所謹製オイル
ごま油を「香り」で選ぶという体験が、2026年10月15日から渋谷スクランブルスクエアで始まった。韓国・慶州の山内(サンネ)で60年続く搾油所から生まれた調味油ブランド「Projet Sanné(プロジェ・サンネ)」が、期間限定のポップアップとして日本に初めて上陸したのである。出店期間は10月21日までで、日本での展開は東京・品川の株式会社MXN JAPANが手がけている。
「山の内」を意味する山内は、空気の澄んだ韓国の高原地だ。Projet Sannéは、この地や安東など清らかな山野で育ったごまとえごまだけを選び、収穫したその年のうちに自らの目で確かめながら搾っている。
ラインナップは、素材本来のやわらかな香りを生かす「160°C Roasted Sesame Oil」、焼肉やビビンバによく合う濃厚な香ばしさの「180°C Roasted Sesame Oil」、加熱せず納豆やそばにかけて楽しむ「130°C Roasted Perilla Oil」の3種だ。焙煎温度という一つの軸で、同じ原料から異なる表情の香りを引き出す設計は、調味料をワインやコーヒーのように嗜好品として捉える視点を感じさせる。
ボトルに描かれているのは、創業者でありデジタルアーティストでもあるShinyTigerが手がけた韓国神話の生きものたちだ。モセクシンミョン(明るく輝く虎)、三角鹿(サムガンノク)、赤い馬といった名が商品ごとのラベルに添えられ、調味料でありながら一つの工芸品のような佇まいを備えている。
今回のポップアップは、新世界百貨店を運営する株式会社新世界と東急リテールマネジメント株式会社が手がけるイベント「DISTRICT SEOUL SHIBUYA EDITION」の一部として開催されている。会期は2026年10月15日(木)から10月28日(水)までで、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、SHIBUYA109渋谷店の3施設を舞台に、ソウルの食・美容・ファッションをそれぞれの「街区」として再現する試みだ。
渋谷スクランブルスクエアでは韓国の食品やライフスタイル雑貨、渋谷ヒカリエでは韓国発コスメブランド、SHIBUYA109渋谷店では韓国ファッションブランドのポップアップが展開され、3つの施設を巡りながら韓国の「今」を横断的に楽しめる構成になっている。Projet Sannéは、このうち渋谷スクランブルスクエア12階Scene12のPOPUPに出店し、営業時間は11時から21時まで、最終日の10月21日のみ11時から19時までとなる。
会場では、商品購入者にオリジナルショッパーを、2点以上購入した人にはリユーザブルエコバッグをプレゼントする特典が用意されている。さらに公式Instagramをフォローすると、3種からランダムで選ばれる5mlのオイルサンプルがもらえる仕組みもあり、まずは香りを試してみたいという来場者の背中を押す内容になっている。いずれも数量限定で、無くなり次第終了となる。
慶州の搾油所の手仕事と韓国神話のアートが詰まった一瓶は、調味料の棚に並ぶだけでは終わらない体験を渋谷に持ち込んでいる。普段の料理に香りという新しい基準を取り入れてみたい人は、会期中に渋谷スクランブルスクエアへ足を運んでみてはいかがだろう。
Projet Sanné POPUP STORE(開催イベント:DISTRICT SEOUL SHIBUYA EDITION)
期間:2026年10月15日(木)〜10月21日(水)
場所:渋谷スクランブルスクエア 12階 Scene12
営業時間:11:00〜21:00(最終日のみ11:00〜19:00)
主催:株式会社新世界、東急リテールマネジメント株式会社
運営:株式会社MXN JAPAN
公式サイト
https://districtseoul-shibuya2026.com/