LIFE STYLE | 2025/07/09

マーラータンが料理部門1位に
Uber Eatsが初となる上半期トレンドランキングを公開

人気の料理・デザートから日用品まで、2025年上半期のリアルな“宅配事情”

FINDERS編集部

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料理・日用品・スイーツ…Uber Eatsが映す“現代の食卓”のトレンドとは?

Uber Eats Japanは、2025年1月1日から5月31日までに同プラットフォームで注文された膨大なデータをもとに、初の 「2025年上半期トレンドランキング」 を発表した。料理、デザート、食品・日用品、コンビニ商品の4部門にわたり、いま人々がどんなものを、どのような理由で届けてもらっているのか――そのリアルな姿が浮かび上がる内容となっている。

料理部門で注目を集めたのは、近年都市部を中心に店舗が増加している 「麻辣湯(マーラータン)」 だ。具材と辛さを自由に選べるパーソナライズ性と、低カロリーかつ野菜をたっぷり摂れる点が、美容や健康意識の高い層に刺さっているという。デリバリー利用では、自宅の調味料でアレンジを加える楽しみもあり、日常に彩りを添えるメニューとして定番化が進んでいる。

そのほか、油そばやラーメン、まぜそばといった麺類がランキング上位を占め、特に油そばはスープレスでこぼれにくいという配送との相性が評価された。一方で、サラダボウルや煮込み定食、玄米弁当など、バランスの取れた“1食完結型”のメニューも根強い人気を見せている。

デザート部門では、アサイーボウルやグリークヨーグルトといったヘルシー系スイーツが上位を占め、Uber Eatsを通じて“おうちスイーツ”の多様化が進んでいる。クレープやタピオカティーなどの“映え”系、夜アイスのような時間帯特化型のメニューも人気を集めており、スイーツがもつデリバリーとの高い親和性が浮き彫りになった。

一方で、食品・日用品部門では、もやしや納豆、水といった日常的な食材や生活必需品が上位を占めた。特にイオンのプライベートブランド「トップバリュ ベストプライス」の登場頻度が高く、Uber Eatsがいまや“即配スーパー”として生活インフラの一部に定着していることが見て取れる。冷蔵庫に常備したい飲料や、手軽に調理できる食材など、実用性と即時性を両立した注文傾向が明確だ。

さらに、コンビニ部門では、全国に約7,000店舗を展開するローソンが強さを見せ、ホットスナックや揚げ物系が高い人気を誇った。唐揚げ類は味のバリエーションが豊富でリピート率が高く、満足感と手軽さを兼ね備えたデリバリー向きの定番商品としての地位を確立しつつある。加えて、コーラやポカリスエットなどの飲料、シュークリームやおにぎりといった“ちょい食べ”系も高評価を得ている。

Uber Eatsのトレンドランキングは、食のトレンドだけでなく、デリバリーが現代人の生活のあらゆる場面に深く根付いていることを証明している。料理も日用品も、いまや「届けてもらう」ことが特別ではない時代。Uber Eatsは、そんな生活の一部となった“当たり前”をデータで可視化し、新たな食文化の変化を映し出している。


Uber Eats Japan公式サイト
https://www.ubereats.com/jp

調査期間:2025年1月1日~5月31日
ランキング対象:料理、デザート、食品・日用品、コンビニ商品の各部門の注文データより集計