BUSINESS | 2024/03/02

「Security Days Spring 2024」 3月に東京、大阪、名古屋の3都市で開催

総務省や国土交通省なども登壇、最新のインシデント情報から対策、政策までを広く解説

FINDERS編集部

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2013年から続くサイバーセキュリティ専門イベント「Security Days」 名古屋会場は3年ぶりの開催

Interop Tokyoなど、情報通信分野を中心としたイベント主催/運営を行うナノオプト・メディアは、3月5日(火)に名古屋、3月7日(木)に大阪、3月12日(火)~15日(金)に東京で、サイバーセキュリティに関する専門イベント 「Security Days Spring 2024」 を開催する。

昨年7月、名古屋港コンテナターミナルがランサムウェア攻撃を受けてシステム障害を起こしたのは記憶に新しいところだ。サイバーセキュリティを種類別にみると、各企業や組織の努力で減少傾向にある一方で、攻撃者の高度・悪質化によってむしろ増加傾向にあるものもあり、デジタル社会におけるセキュリティの重要性とその対策の難しさが課題となっている。

このような背景を踏まえ 「Security Days」 は、春と秋の年2回開催し常に最新動向を必要とするサイバー攻撃の動向や対策、そして変化するIT環境に対応するセキュリティの考え方について共有している。

名古屋会場は単日開催で講演24と展示10ブース、大阪会場は単日開催で講演25と展示12ブース、そして東京会場は4日間で講演88と展示42ブースで展開される。さらに東京会場では展示会場を拡大し、オープンステージや参加型のセキュリティワークショップも開催する予定だ。

主な講演プログラム

「名古屋港コンテナターミナルを襲ったサイバー攻撃とその背景」
国土交通省 最高情報セキュリティアドバイザー 北尾辰也
※名古屋・東京両会場で開催

狙われてたらここまで知られる、OSINTを使った標的調査
(一社) 日本ハッカー協会 代表理事 杉浦隆幸
※名古屋・東京両会場で開催

ウェブサイトに必要なセキュリティ対策について
(独)情報処理推進機構 セキュリティセンター セキュリティ対策推進部
脆弱性対策グループ・分析エンジニア 木村泰介
※名古屋・大阪・東京全会場で開催

我が国におけるサイバーセキュリティの現状と総務省の政策動向
総務省  サイバーセキュリティ統括官室 参事官補佐 河合直樹
※東京会場

中部電力パワーグリッドのサイバーセキュリティへの取り組みと最前線
中部電力パワーグリッド(株)  システム部 総括グループ 副長 長谷川弘幸
※名古屋会場

セキュリティ対策のリアル 
PayPay銀行(株)  IT管理部サイバーセキュリティ対策室長  藤川将信
※名古屋会場
PayPay銀行(株)  IT本部副本部長 PayPay Bank CSIRTリーダー  岩本俊二
※大阪・東京会場

サイバー規制対応とレジリエンス能力向上
奈良先端科学技術大学院大学  サイバーレジリエンス構成学研究室 教授  門林雄基
※東京会場

デジタル田園都市構想を実装・実現するセキュリティーマネージメント
東京大学  教授  江崎浩
※東京会場

サイバーセキュリティの最新動向と人材育成
(国研) 情報通信研究機構  執行役 サイバーセキュリティ研究所 研究所長  盛合志帆
※東京会場


開催概要

Security Days Spring 2024

◆会期/会場 

【名古屋開催】
 会期:2024年3月5日(火)
 会場:ウインクあいち (愛知県産業労働センター)7F展示場  
 https://www.winc-aichi.jp/access/

【大阪開催】
 会期:2024年3月7日(木)
 会場:ナレッジキャピタル カンファレンスルーム(グランフロント大阪北館タワーC 8F)  
 https://www.kc-space.jp/accessmap/conference/#towerc-map02

【東京開催】
 会期:2024年3月12日(火)-3月15日(金)
 会場:JPタワー ホール&カンファレンス(KITTE 4F)
 https://marunouchi.jp-kitte.jp/guide/access.jsp

◆主催/運営:
 株式会社ナノオプト・メディア

◆参加料金:展示会・セミナーともに無料(事前登録制)

◆公式サイト:https://f2ff.jp/event/secd