EVENT | 2026/02/23

隠岐の春は3月1日から
港で祝う 「勝手に島びらき 2026」 が開催

高速船初便と新酒解禁に合わせ島前・島後で同時開催

FINDERS編集部

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酒・船・宿が結集し新しい 「隠岐の暦」 を育てる挑戦

島根県の 隠岐諸島 で、宿泊・酒造・交通・観光に携わる地域事業者で構成する 島びらき実行委員会 は、2026年3月1日(日)、高速船の今季初便就航に合わせて港を舞台に春の訪れを祝う 「勝手に島びらき 2026」 を開催する。本企画は単年の催しで終わらせず、「隠岐の春は3月1日から」 という新しい暦として育てていくことを目指し、クラウドファンディングプラットフォーム 「CAMPFIRE」 でプロジェクトも公開中だ。

これまで隠岐では、観光シーズンは4月からという認識が一般的だった。しかし島の暮らしに目を向ければ、春は3月に始まる。冬期運休を終えた高速船が動き出し、酒蔵には新酒が並び、港には岩がきやバイ貝が水揚げされる。島で働く人々にとっては、3月1日こそが 「空気が変わる日」 なのだという。

「勝手に島びらき」 は、これに合わせて3月1日を隠岐の “春の年明け” として祝おうという試みで、公式行事として号令をかけるのではなく、酒造・汽船・宿泊施設など島を支える当事者が立場や島前・島後の違いを越えて集まり、港で春の始まりを分かち合う一日をつくる試みだ。

当日は、冬期運休を終えた高速船レインボージェットの今季初就航を港で見送り、出迎える。あわせて隠岐酒造の今季の新酒を 「島びらき祝い酒」 として鏡割りで開封し、来場者とともに味わう。島後会場では岩がきの初売りや殻むき体験も予定され、地元飲食店や菓子店、雑貨店が出店する春のマルシェも港周辺を彩る。

会場は島後と島前の2カ所で同時開催され、島後は隠岐プラザホテル周辺エリア、島前は菱浦港フェリーターミナル1階キンニャモニャセンターとなり、入場は無料だ (飲食や物販は有料)。 実行委員会の代表は、3月1日について 「高速船が動き出し、新酒が並び、港に人が戻ってくる。現場で働いていると毎年はっきりと春の到来を感じる日だ。その実感に合わせて隠岐の “本当の春” を自分たちの手で祝いたい」 と語る。完成された形ではなく、最初の一歩から関わる仲間とともに育てていきたいという思いが込められている。

クラウドファンディングでは、当日の様子を記録する映像・写真制作費や会場設営費などに充てる資金を募る。リターンには新酒の配送や高速船乗船券付きコース、宿泊クーポンなどが用意され、距離に応じた関わり方が選べる設計だ。島外からも 「暦づくり」 に参加できる。

CAMPFIRE クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/920696/view

観光シーズンの始まりを暮らしの実感からつくるこの取り組みが、どのような変化をもたらすのか、注目したい。

隠岐酒造の初しぼり
初しぼりで鏡割り
岩牡蠣も旬は3月から

勝手に島びらき 2026
開催日:2026年3月1日(日)
時間:11:00~15:00 (予定)
島後会場:隠岐プラザホテル 周辺エリア (島根県隠岐の島町)
島前会場:菱浦港フェリーターミナル1階 キンニャモニャセンター (島根県隠岐郡海士町)
内容:新酒お披露目・鏡割り/岩牡蠣初売り/殻むき体験(島後のみ)/春のマルシェほか
参加費:入場無料 (飲食・物販は有料です)

CAMPFIRE クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/920696/view