小泉八雲×幻想絵師 「夜想絵物語」
株式会社トゥーヴァージンズは、朝ドラ 「ばけばけ」 で再び注目を集める小泉八雲の名作怪談に、現代の人気イラストレーターが新たな命を吹き込むシリーズ 「夜想絵物語 (やそうえものがたり)」 を創刊した。
本シリーズは、八雲が記した怪談の原文や翻訳を尊重しつつ、現代のイラストレーターが物語の 「闇」 や 「余白」 を視覚化する試みである。文字だけでは捉えきれない情念や気配を、絵というメディアを通して立ち上げる点が特徴だ。NHK連続テレビ小説 「ばけばけ」 をきっかけに八雲作品への関心が高まるなか、本企画は文学とビジュアル表現の交差点として注目を集めている。
第一弾として、『夜想絵物語 耳なし芳一』と『夜想絵物語 雪女』が1月22日(木)に発売されている。「耳なし芳一」 を担当したイラストレーターの おく は、和のモチーフを大胆に再構築する作風で物語の戦慄を強調し、「雪女」 を描いた 水溜鳥 は、静けさと哀感をまとった幻想的な世界観で評価を集めている。シリーズ全体を通して、同じ八雲作品でありながら、絵師ごとに異なる闇の相貌が立ち現れる点も大きな魅力だ。
和のモチーフを独特な感性で描く大迫力の作品で人気を集める。2022 年大河ドラマ 「鎌倉殿の 13 人」 公式サイトのイラストを担当したことでも話題を集めた。
北海道在住。ファンタジーな世界や食べること、ファッション、旅行、動植物や歴史を好む。主な仕事に、『Fate/Grand Order』概念礼装やアニメのエンドカード、書籍の表紙や応援イラストなどの一枚絵や、upd8Vtuber の『デラとハドウ』のデラや専門学校札幌デザイナー学院オリジナルキャラクターの Primary vivi、その他の様々なキャラクターデザインをしている。書籍は『世にも奇妙なストーリー』シリーズ挿絵、『あやかし図書委員会』や『お姫様のドレスを描こう』などのイラストも担当。
そして第二弾として刊行されるのは、『夜想絵物語 ろくろ首』と『夜想絵物語 幽霊滝の伝説』の二作。『ろくろ首』を担当するのは、漫画家・イラストレーターの 奇烏。人と人外の境界を主題とした和風表現を得意とし、妖しさと静謐さを併せ持つ画風で知られる。首が伸びるという異形の怪異を、単なる恐怖ではなく、人の内奥に潜む欲動として描き出す構成となっている。
一方、『幽霊滝の伝説』のイラストを手がけるのは、イラストレーターのさわである。音や気配、視線といった不可視の要素を繊細な描線で表現する作風が特徴で、滝にまつわる怨念と呼び声の反復を、緊張感あるビジュアルとして提示する。両作とも2026年2月24日(月)の刊行が予定されている。
人と人外の和風創作をメインにSNSに投稿。著書として『むべとがれき』(KADOKAWAKADOKAWA)、『あやかし怪医処』(イースト・プレス)などがある。
CD ジャケット、MV イラスト、装画等を担当。
また、シリーズ創刊を記念し、公式Xを通じたSNSキャンペーンも実施される。対象となるのは第一弾の刊行作品で、担当イラストレーターであるおくと水溜鳥のサインが入った書籍2冊セットが抽選で贈られる。
キャンペーンの詳細等については、特設ベージや公式Xなどをチェックしてほしい。
小泉 八雲
小説家・随筆家
1850 年生まれ。本名ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)。ギリシアに生まれ、父親はアイルランド出身のイギリス陸軍軍医。イギリスとフランスで教育を受け、1869 年に渡米し、各地で新聞記者を務めた。1890 年「ハーパー」誌特派員として来日。松江中学教師に転じ、小泉セツと結婚。熊本の五高に転任後、神戸に移り執筆に専心する。1895 年日本に帰化し、小泉八雲と改名する。その後、東京帝国大学、早稲田大学の講師として英文学を教え、精力的に日本紹介の筆をとった。
夜想絵物語シリーズ特設サイト
https://otonaristore.com/shops/yasouemonogatari
夜想絵物語公式X
https://x.com/yasoue_tv